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今宵は福井の地酒で一杯。

友田晶子

<プロフィール>
福井県出身。トータル飲料コンサルタントとして20年以上のキャリアを持つ。女性ソムリエとしては草分け。わかりやすい説明や文章には定評がある。ふくい食のアンバサダー。近著に「今宵も一杯」(阪急コミュニケーションズ)など。公式HPでは「おいしいラク学講座」を連載中

福井の酒がおいしいわけ!

福井の地酒は「淡麗旨口」、
さてその理由は?

 日本酒ファンなら「淡麗辛口(たんれいからくち)」はご存知のはず。さっぱり軽快でさらさら飲めるドライタイプのこと。反対に飲み応え重視派なら「濃醇旨口(のうじゅんうまくち)」。コクのある骨太タイプだ。実は福井の地酒、この二つの良さをあわせもつ「淡麗旨口(たんれいうまくち)」の欲張りタイプなのだ。
 雪国福井の酒造りは天然の寒仕込み。クリアですがすがしく研ぎ澄まされた味わいに仕上がる。また、名水で知られる福井。軟水の多い北部(嶺北)は、滑らかでしなやか、エレガントで女性的な味わいとなり、硬水が多い南部(嶺南)は、骨格のはっきりした男性的な味わいになる。両方のタイプが存在するのも福井らしさ。

 そして食。酒はその土地の伝統的な食文化と歩調を合わせ育つもの。濃厚な味が主になる山間や内陸の酒はおのずと濃くなり、新鮮な魚介がとれる海川湖に面した地域の酒はあっさりしたものになる。福井は、日本海でとれる、越前ガニ、若狭ぐじ(甘鯛)、甘エビ、笹がれいなど、淡い中にも旨味や甘味がある新鮮な海の幸をはじめ、サトイモ、大根、蕪、ラッキョウ、油揚げ、ごま豆腐など精進料理にも通じる滋味豊かな野菜や伝統加工食品が多い土地。これらバラエティ豊かで味わい深い食に無理なく合う酒が長い歴史の中で自然に育まれてきた。
 これらの理由があっさりした中にも米の旨味が感じられる「淡麗旨口」を生み出すのだ。さあ、福井の旬の食とともに"麗しく淡い旨味"を持つ福井の地酒を堪能ください。



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