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みなさんは「越美北線」に乗車したことがありますか？越美北線は福井市の越前花堂駅と大野市の九頭竜湖駅を結ぶ西日本旅客鉄道の路線です。福井駅まで乗り入れていますので、通勤・通学・観光など幅広くご利用いただけますよ♪

１日のダイヤは、福井駅から越前大野駅へ向かう下りが８本（上りは７本）、越前大野駅から九頭竜湖駅間では下り４本（上りは５本）が運行されています。でも、ただのローカル線と侮ることなかれ！今、この越美北線があついんです！
沿線に新たな話題スポットが誕生したほか、ユニークなイベント列車の運行や駅ごとのオリジナル「御乗印」の販売など、何度でも乗りたくなっちゃう仕掛けが続々登場していますのでチェックしてくださいね。

◆目次

1. 一乗谷朝倉氏遺跡博物館オープン
2. 新たなラッピング列車が登場
3. イベント列車とまち歩きを楽しもう！
4. 乗車記念「御乗印」を集めよう！

1.一乗谷朝倉氏遺跡博物館オープン

令和４年１０月１日にオープンした一乗谷朝倉氏遺跡博物館

福井駅から越美北線に乗って約15分で到着する「一乗谷駅」。その目と鼻の先に、新たな観光スポット「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」が誕生しました。この博物館では、戦国時代に一乗谷の地から越前国を治めた朝倉氏の歴史や当時の城下町の様子が、多彩な展示で紹介されています。

博物館の建設調査で見つかった川湊の跡をそのまま展示した「一乗の入江」の石敷遺構、当時の城下町の風景を30分の1で再現した巨大ジオラマ、朝倉当主館の一部の原寸再現などの目玉展示はまさに圧巻！遺跡を訪れる前に立ち寄ることで、一乗谷の理解が深まること間違いなしのおすすめスポットです！

2.新たなラッピング列車が登場

出発式では２両が連結した激レアな光景も！

一乗谷朝倉氏遺跡博物館のオープンに合わせ、越美北線に新たなラッピング列車が２両登場しました。１両は戦国を想起させる黒、赤、金をベースカラーとした「戦国列車」。乱世を駆け抜けた武将たちのシルエットをダイナミックに配置した豪華なデザインに装飾されています。

もう１両は、平成２６年から約４年間運行し人気を博した「一乗谷DISCOVERY PROJECT」デザインのラッピングを復刻。車両を包むブルーは、福井の伝統的な石材である笏谷石が水で濡れた時に放つ「浅葱色」で、沿線の風景にも違和感なく溶け込む素敵なデザインとなっています。

ラッピング車両を見かけた方はぜひ写真を撮ってくださいね！

3.イベント列車とまち歩きを楽しもう！

越美北線に乗って特別な体験を

越美北線に自転車を持ち込みポタリングを楽しむサイクルトレイン、戦国列車に乗って一乗谷と大野城下の歴史を満喫するプレミアムツアー、沿線の蔵元で酒蔵見学やお買い物を楽しむ酒蔵めぐり列車など、貸切車両で行くお得なツアー列車が多数運行されています！

また、沿線のまちを舞台とするまち歩きイベントとして、朝倉氏遺跡ゆかりの寺社をめぐる東郷地区の半日お散歩コース、グルメチケットを使って美味しいものを食べながら、一乗・東郷地区をレンタサイクルで気ままに散策する１日ポタリングコースなどが開催されます。この秋の思い出にあなたも参加してみては？

4.乗車記念「御乗印」を集めよう！

停車駅ごとにデザインされた「御乗印」

九頭竜湖駅、越前大野駅、一乗谷駅、越前東郷駅の４駅では、「御朱印」ならぬ「御乗印」が販売されています。各駅の特徴をとらえたオリジナルデザインは、どれも素敵で全部集めたくなっちゃいますよね！

福井市と勝山駅を結ぶローカル線「えちぜん鉄道」でも４種の御乗印が販売されていますので、いっぱい集めてあなただけの御乗印帖を作っちゃおう♪

越美北線の御乗印

越前東郷駅・一乗谷駅
＜URL＞https://fuku-iro.jp/news/gojouin-togo-ichijo/

越前大野駅・九頭竜湖駅
＜URL＞https://www.ono-kankou.jp/tourism/detail.php?cd=744

◆まとめ

乗って楽しい、見て楽しい。越美北線にまつわるホットな話題を紹介しました。この機にぜひ、越美北線に乗って福井の旅を楽しんでみてくださいね！