【歴史を満喫】福井駅周辺をめぐる6時間コース
- 所要時間
- 6時間
- 交通手段
- 徒歩・バス・電車
このコースの概要
- 福井駅東口
- 一乗谷朝倉氏遺跡博物館
- 一乗谷朝倉氏遺跡
- 福井駅西口広場(恐竜広場)
- 福井城址
- 名勝 養浩館庭園
- 福井市立郷土歴史博物館
- 福井市中央公園
- 柴田神社(北庄城址)
- ハピリン(福井市にぎわい交流施設)
「福井駅前で何をしよう」とお悩みの方や、初めて福井を訪れた方にもおすすめしたいコースをご紹介。「一乗谷朝倉氏遺跡」に加え、「養浩館庭園」や「柴田神社」など福井の歴史を知る上で重要なスポットも巡ります。春の時期は、福井城址の桜が美しく、お花見気分で散策もおすすめです。福井の歴史や文化を感じながら、まさに福井尽くしの半日を満喫しましょう。
福井駅東口
バスや鉄道が集まる旅の起点
福井駅東口はえちぜん鉄道や高速バスが集まるターミナルがあり、旅の起点になる場所。JR福井駅東口を出てすぐの場所にあるえちぜん福井駅の1階「京福バスチケットセンター」では、高速バスや一日乗車券を取り扱っています。
一乗谷朝倉氏遺跡博物館
2022年10月1日開館!戦国時代の実像に迫る大博物館
2022年10月1日、栄華を誇った朝倉氏戦国城下町の全体像や歴史的価値を楽しみながら学べる「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」が開館しました。
戦国大名朝倉氏の権力と栄華、時代の最先端をゆく都市の姿、町に暮らしたさまざまな住民たち、そして戦乱と廃墟、戦国時代の越前と一乗谷の実像を多くの視点から見ることができます。
5代当主の朝倉義景が暮らした朝倉館の一部を原寸で再現するほか、流通拠点・川湊「一乗の入江」の一角とも考えられる石敷遺構の露出展示、城下の町並みを30分の1スケールで再現した巨大な城下町ジオラマなどが見どころです。
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一乗谷朝倉氏遺跡
朝倉氏約100年間の栄華が眠る城下町跡
福井市の南東約10キロ、一乗谷にある一乗谷朝倉氏遺跡は、戦国時代に朝倉氏五代が約100年間にわたって越前の国を支配した城下町跡。武家屋敷・寺院・町屋・職人屋敷や道路に至るまで町並がほぼ完全な姿で発掘され、遺跡は、国の特別史跡・特別名勝、出土品は重要文化財に指定されています。
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福井駅西口広場(恐竜広場)
恐竜王国福井の玄関口。恐竜ロボットが迎えるフォトスポット
福井城址
徳川家康の次男である結城秀康によって築かれた城の石垣と堀が残る
福井城は、徳川家康の次男・初代福井藩主・結城秀康が慶長11年(1606)に築城し、約270年間17代にわたり越前松平家の繁栄の舞台となった名城。築城当時は高さ37m・四層五階の雄大な天守閣が建っていましたが、大火で焼失。現在では石垣と堀の一部だけが残るのみですが、広大な堀の姿からも、当時の規模をうかがい知ることができます。また、福井の名の起こりとなったという「福の井」と呼ばれる井戸跡が天守台下にあります。
福井城絵図(福井市立郷土歴史博物館提供)
名勝 養浩館庭園
福井藩主松平家の別邸 国指定名勝
養浩館は福井藩主松平家の別邸で、江戸時代には「御泉水屋敷(おせんすいやしき)」と称されていました。庭と密接な関連の基に建造された池の周囲の書院建築の数々と、広大清澄な園池を主体とした回遊式林泉庭園(かいゆうしきりんせんていえん)は江戸中期を代表する名園の一つとして広く知られていました。
福井大空襲で建造物が焼失しましたが、昭和57年に国の名勝に指定されたことが契機となって、文政6年の「御泉水指図」により近年、整備が行われました。現在では、建造物・池だけでなく玉砂利・石組・樹木も四季折々に風趣が漂い、庭園の趣を楽しめます。
米国の専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデン」による日本庭園ランキングでも上位に選ばれる名勝。
福井市立郷土歴史博物館
福井藩主松平家の資料を所蔵
福井藩主であった松平家の資料を中心に、城下町の暮らしぶりや戦災、震災などの資料を常設展示しています。福井城本丸や九十九橋の復元模型やCGを使った展示なども見どころです。さらに、江戸時代の衣服や道具を体験できる「へんしん越前屋」では江戸時代の衣服や道具を体験することもでき、楽しみながら歴史を学ぶことができます。
館外北側にある展示「福井城舎人門遺構」は、建築前に見つかった堀や土塁の遺構とともに復元されています。
福井市中央公園
福井市民の憩いの場
福井市中央公園は、福井市の中心部に位置し、福井城跡の旧西三ノ丸、西二ノ丸の位置に公園として整備されている。掘割広場、ビジターセンターなどがある他、開放的な広い芝生では市民主催のイベントが定期的に開催されている他、夏には都市型野外フェスの「ワンパークフェスティバル」なども開催されるなど、福井市民に親しまれる空間となっている。
柴田神社(北庄城址)
猛将:柴田勝家、信長の妹:お市の最後の地
戦国武将、柴田勝家は織田信長から49万石を与えられ、数年の歳月をかけて居城である北庄城(きたのしょうじょう)を築いたと言われています。城を訪れたスペインの宣教師、ルイス・フロイスは九重の天守などを見て、その壮大さに感嘆しています。天正11年(1583)、対立した豊臣秀吉の軍に攻められた勝家は、自ら城に火を放ち、妻で織田信長の妹のお市や一族とともに壮絶な最後を遂げました。同時に城もわずか8年という短い命をとじたのです。
現在、北庄城の跡には柴田神社が建ち、柴田勝家公とその妻お市の方を御祀りしています。境内には、柴田勝家公、お市の方、そしてお市の娘三人の姫の像があり、併設する北の庄城址資料館では、北庄城の遺物や鬼瓦、勝家の時代に造られた半石半木の奇矯「九十九橋」に使われたという石柱、九頭竜川に掛けられた舟橋をつないだ鉄鎖などが保存されています。
柴田勝家・お市の墓所もここから徒歩圏内(約1km)にある西光寺にあります。
ハピリン(福井市にぎわい交流施設)
JR福井駅西口を出て徒歩すぐにある商業施設。1階の屋根付き広場「ハピテラス」は、大型ビジョンを備えたガラス張り全天候型でグルメやフェス、発表会、コンサート、かき小屋、季節限定のスケートリンク設置など様々なイベントが開催されています。
建物の中には、県内のお土産が揃うほか、食事処やカフェ、コンビニ、多目的ホールやプラネタリウムなどもあります。旅の最後にお土産を買う場所としても便利ですよ。