福井の四季を彩る!福井県のお花特集~冬編~
福井県の冬には雪にも負けない福井県の県花である「水仙」が越前海岸に咲き誇ります。
日本海の厳しい風雪にも耐えながら寒中に咲く姿から「雪中花」とも呼ばれております。
また、福井県の越前海岸は千葉の南房総・鋸南町と兵庫の淡路島と並んで、日本三大水仙群生地の一つでもあります。
越前岬の水仙(越前町)
水仙は福井県の県花にもなっている花です。特に越前海岸に群生している水仙は「越前水仙」と呼ばれています。越前海岸に群生している水仙の面積は日本一であり、千葉県の房総半島、兵庫県の淡路島と並んで日本三大群生地と数えられています。
見頃:12月~1月
アクセス:北陸自動車道敦賀ICから車で1時間、鯖江ICから車で45分
駐車場:あり
Column
越前海岸の冬の風物詩・越前水仙を楽しむ「水仙まつり」
越前海岸は日本水仙の群生地として知られ、淡路島・千葉県房総半島と合わせて「日本水仙三大群生地」のひとつに数えられ、その面積は日本最大を誇ります。
特に越前海岸で咲く日本水仙は「越前水仙」の名で知られ、福井県の花と越前町の花に指定されています。
この越前海岸を舞台に開催されるのが「越前海岸水仙まつり」です。
期間中、越前町や南越前町や福井市の越前海岸沿いを中心に物産展や水仙にちなんだ企画などが催されます。
越前岬水仙ランドの水仙(越前町)
日本海に望む断崖の上に白くそびえ立つ越前岬灯台。その風景をバックに広がる日本三大群生地の一つである越前岬水仙卿。その中にある越前岬水仙ランドでは、越前水仙が一面に広がり、越前水仙を心いくまで楽しむことができます。
見頃:12月~2月
アクセス: JR福井駅から越前岬行き京福バス「越前岬水仙ランド入口」下車徒歩10分/北陸自動車道敦賀ICから車で1時間、鯖江ICから車で40分
駐車場:あり
越前水仙の里公園の水仙(福井市)
越前水仙の里公園は日本海を眺めながら芝生でくつろぐことができる公園です。この公園では日本で初めて水仙の通年開花に成功した場所であり、越前水仙が栽培展示されている水仙コーナーを中心とした水仙ドームでは、水仙の花と香りを年間を通じて存分に楽しむことができます。
見頃:12月~2月
アクセス:JR福井駅から越前水仙ランド入口行き京福バス「越前水仙の里」下車すぐ/北陸自動車道福井ICから車で約1時間
駐車場:80台分の駐車場あり
若狭の里公園の梅(小浜市)
福井県の南にある若狭エリア。実は日本海側最大の梅の産地だったりします。小浜市にある若狭の里公園では若狭湾のリアス式海岸をイメージした池や休憩施設を兼ねた民家園が設置されています。周辺には梅の木をはじめ、紅葉樹が整備されており、市民の憩いの場となっております。
見頃:2月~3月
アクセス:JR東小浜駅から徒歩5分/舞鶴若狭自動車道小浜ICから車で約10分
駐車場:普通車20台程度の駐車場あり
梨子ヶ平千枚田水仙園の水仙(越前町)
かつて源平合戦にて戦いに敗れた平家の落人が、隠れ家として七ツの平(梨子ヶ平・大平(おおじゃら)・小羽ケ平(おばんじゃら)・雪ケ平(ゆきがじゃら)・竹ケ平(たけがじゃら)・岩ケ平(いわんじゃら)・坂ケ平(さかんじゃら))に別れて住んだと言われ、江戸時代には、最も大きい梨子ヶ平に人々が集まって住むようになり、直領「本保領」として栄え発展しました。
日本の棚田100選に選ばれた千枚田があり、全国的に珍しい水仙による千枚田です。(水仙の棚田オーナー制度あり)
千枚田から少し北に進むと日本海と呼鳥門を見渡せる水仙の群生地があり絶景の写真スポットです。
また梨子ヶ平集落から鳥糞岩の上には遊歩道があり、断崖絶壁の上に水仙群生地が広がっています。
12月~1月の開花シーズンには、白い絨毯のように水仙が咲き誇ります。
見頃:12月~2月
アクセス:●公共交通機関の場合 JR福井駅下車 京福バス茱崎線水仙ランド行乗車約70分「左右」バス停下車後徒歩20分
●車の場合 北陸自動車道鯖江I.Cから国道8号・365号・305号線経由約50分、または敦賀I.Cから国道8号・305号経由約60分
駐車場:お車の駐車には、集落内の『滝本美術館』(城のような建物)下のスペースをご利用ください。
※利用の際には地域住民に迷惑のかからないようご配慮ください。
今回ご紹介したスポットはこちら
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この原料となる梅がどこで作られているかと考えたときに一番に出てくるのは「和歌山県」だと思います。
しかし、梅は和歌山県だけではなく、全国各地で栽培されており、福井県は日本海側では最大規模の出荷量を誇ります。
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