JR福井駅内覧会に参加!開業直前の駅の見学レポート
2024年3月16日(土)に開業する北陸新幹線
北陸新幹線県内停車4駅の一つである「JR福井駅」の内覧会が2024年1月20日(土)に開催されました。
今回は内覧会に参加した観光連盟職員が、その内覧会の様子をお届けします。
JR福井駅のご紹介
JR福井駅は県庁所在地である福井市にできた北陸新幹線の新しい駅です。
「太古から未来へ~悠久の歴史と自然がみえる駅~」をコンセプトに設計されました。
駅舎は高さ 約22m、幅 約23m、ホーム延長 312mあります。
2階に新幹線ホーム、、中2階と1階にコンコースのある2層構造です。
中2階には乗換改札があり「ハピラインふくい」に乗り換えることができます。
駅舎は一乗谷朝倉氏遺跡の唐門をイメージした木調ルーバーと明るく開放的なガラス面により福井の歴史を感じさせるデザインとなっています。
まずは1階コンコースをご紹介!
最初に1階のコンコースをご紹介します。
改札口手前の柵外コンコースは、新幹線駅、在来線駅、福井市観光交流センターが連続化されており、一体化した広い高架下空間になっています。
また、の天井の一部には福井県産スギ材を使用し、柱には福井の伝統的工芸品の「越前和紙」を挟み込んでおり、福井らしい重厚な和の空間を表現しています。
柱の挟み込まれた越前和紙の中には「何か」が潜んでいます。
福井駅に訪れた際にはぜひ柱に注目してみてください!!
そして改札を通るとまず最初に目に飛び込んでくるのは中2階にある特大のレリーフ!
これが何かは後ほどご紹介します!
改札をまっすぐ進むと左側に「コンコース待合室」があります。
この待合室の壁仕上げには、笏谷石と県産のスギ材を用いており、シンプルなデザインでありながら重厚感のある作りになっています!
階段をあがって中2階へ
改札口からまっすぐ進んで階段を上がるとたどり着くのは中2階!
目の前に現れるのは特大のレリーフ!
「福井県の石」であり「日本遺産」でもある笏谷石でできています。
福井駅のデザインコンセプト「太古から未来へ~悠久の歴史と自然がみえる駅~」を表現するために一乗谷朝倉氏遺跡の唐門をモチーフとしています!
このレリーフは、福井市の埋蔵文化財発掘調査で出土した笏谷石を市から寄付を受け設置されたものだそうです!
また、中2階には新幹線とハピラインふくい等を相互に乗り換えることができる乗換改札があります。
いざ!2階の新幹線ホームへ
中2階からさらに階段を上がるといよいよ新幹線ホームです!
プラットホームは天井の木調ルーパーと床の木調タイルにより、ゆったりとくつろげる空間を演出しています!
ホームには待合室が2か所、喫煙室が1か所ありました!
待合室は3号車・4号車乗降口近くと10号車乗降口近くにあります。
またエレベーターが2基設置(4号車および7号車乗降口近く)されており、4号車乗降口近くのエレベーターは乗換改札のある中2階にも止まります。
ホーム待合室等の腰壁にも、笏谷石が使われています。
待合室側面の窓ガラスには恐竜のシルエットが描かれていました!
また、待合室等のガラス面に使用されている衝突防止シールは地域の魅力を表現したものになっています。
こちらもぜひ注目してみてください!!
見どころはほかにもたくさんありました!
ホームの安全策にも福井の魅力がいっぱい!
ガラス面には県内各地の景勝地等の写真を挟み込み、ホーム側と車両側の双方から見えるようになっています。
新幹線駅としては全国初の試みで20種類以上の写真が福井へ来た皆様をお出迎えします。
福井駅周辺には他にも楽しめるスポットがたくさん!
福井駅周辺にも様々な観光スポットがたくさん存在します!
福井県全体の観光案内を行う「ふくい観光案内所」もオープンいたしますので、福井にお越しいただいた際には是ぎお立ち寄りください!!
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