握る速さは日本一。魚の種類も驚くほど多く、しかも安いと来ている。これぞ回転寿司の良心なり

286 view
握る速さは日本一。魚の種類も驚くほど多く、しかも安いと来ている。これぞ回転寿司の良心なり

握る速さは日本一。魚の種類も驚くほど多く、しかも安いと来ている。これぞ回転寿司の良心なり

「魚心」これは回転寿司界のF1である。

寿司職人は、差し詰め回転寿司界のマックス・フェルスタッペン(2023年F I王者のドライバー)だろうか。

とにかく注文してから、出されるまでが異常に早い。

バイトの女性が注文受けて、口頭で伝えるのだが,彼は背中で聞いているだけである。

注文を繰り返したりせず、黙々と握っている。

「何を頼もうか。ブリかなサーモンかな」と、こちらが話している内容を聞いているのかと思うほど、早い。

測ってみたら、注文してから出されるまで、最速で3秒であった。

3秒とはあなた、注文して、右向いた左向いたら「お待たせいたしました」である。

しかも客席数約46席が満席であるのにかかわらず、一人で握っておられる。

さらに、ネタの数を数えてみたら80種類もあるのにである。

見ていると、焦る様子も慌てる様子もない。

淡々と握っておられる。

あまりの早技に握りの紹介を忘れそうになった。

2カンで165円という安さからある握りは、やはり、福井ならではのネタから攻めたい。

他の地域の回転ずじにないネタも多い。

炙りノドグロ、スマガツオなどは珍しい。

酢飯もいい。

回転寿司は、酢飯が冷たいところばかりだが、少し暖かく魚を生かす。

気に入ったのは、下記である。

すまがつおは滑らかで、すうっと脂が舌に乗ってくる。

バイ貝はコリっとした食感がよく、香りがある。


焼き鯖は実に香ばしく、焼魚ご飯的ダイナミズムが食欲を刺激する。

締めてから炙ったというあぶりサンマ、チーズとの相性を見せるチーズサーモンも面白い。


さらには「まかない」と呼ぶ軍艦シリーズも頼みたい。

魚を小さく乱切りしたものが載っていて、おそらく賄いで切れ端をこうした食べていたのだろうか。

サーモンやいくらを合わせたまかないトロサーモンは、鮭自体の質が良く、身に張りがあって脂の品がいい点が気に入った。

これで2カンで253円は安い。

楽しくて、次々と20カン以上頼んでしまった。

しかし気になっていながら頼めなかったものも多い。

生赤海老、カレイ昆布締め、やみつきサーモン軍艦、フワフワシャケ軍艦、塩麹サーモン、炙り鴨肉、炙りたいらぎ貝、福井サーモン、柚子ぶりなどである。

こりゃあ、後二回は来なくちゃいけないな。

お店の場所はこちら

にぎり屋 魚心

〒910-0017

福井市文京6丁目2302

TEL:0776-24-4117