福井のものづくりを楽しみ尽くす!「RENEW/2024」徹底攻略ガイド

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「RENEW」は、福井県鯖江市・越前市・越前町で開催されるものづくりの体感型マーケット。普段は見ることのできない工房が特別に開放され、ものづくりの現場を見学・体験することができます。2015年から始まったRENEWは、今年で記念すべき10回目の開催。この記事では、RENEWをとことん楽しむためのおすすめポイントをご紹介します。これを読めばRENEW/2024についてマスターできるはず!
福井のものづくりを楽しみ尽くす!「RENEW/2024」徹底攻略ガイド

オープンファクトリーイベント「RENEW」って?

  • Tsutomu Ogino(TOMART:PhotoWorks)

「RENEW」は、ものづくりの現場を見て・知って・体験できる体感型マーケット。毎年秋に開催され、2024年は11月1日〜3日に開催されます。開催地である福井県鯖江市・越前市・越前町は、半径10km圏内に7つの産業が密集する全国屈指のものづくりの集積地。ちなみに7つの産業とは、越前漆器・越前和紙・越前打刃物・越前箪笥・越前焼物・眼鏡・繊維を指しています。


RENEW/2024では、7つの産業を中心に約120社以上の企業が参加!7産業以外にも、瓦メーカーや印刷会社など地域を支える企業も参加しています。また、地域の飲食店によるローカルフードや、豪華ゲストによるトークイベントなどのコンテンツも充実しているので、3日間まち全体をまるっと楽しむことができますよ!

コンテンツが盛りだくさん。ガイドブックやSNSでの予習がおすすめ

  • Tsutomu Ogino(TOMART:PhotoWorks)

RENEW/2024は、工房見学やワークショップ、トークイベントなどの様々なコンテンツがあり、3日間あっても回りきれないほど。そのため、何日目にどのコンテンツに参加したいかを事前にイメージしておくのが、RENEWを最大限楽しむコツです。


まずはRENEWの公式サイトやSNSをチェックして、気になる工房やコンテンツを見つけてみましょう!また、イベント当日に会場で受け取ることができる当日ガイドブックも、ホームページでPDF版を事前に閲覧することができますよ。

まずはRENEW/2024のコンテンツすべてが掲載されている当日ガイドブックを入手しましょう。ガイドブックには、工房見学やワークショップ、トークイベントなど、RENEWを楽しむための情報が盛りだくさん。ガイドブックはイベント当日に会場で受け取ることができますが、事前にホームページに掲載されるPDF版のガイドブックをチェックするのがおすすめ。ガイドブックを見ながら、気になる工房やコンテンツを見つけてみましょう!

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10回目のRENEWはひと味違う!「RENEW OFFICIAL TOUR」開催

今回、初開催となる「RENEW OFFICIAL TOUR」は、産地を熟知したツアーガイドとともに、ものづくりの産地を専用車で巡るちょっぴり贅沢なツアー。普段立ち入れない工房を見学しながら、身近な製品ができあがる過程を知ることができます。専用車での移動なので、移動手段や時間を気にしなくていいのがうれしいですね。11/2(土)・11/3(日) 限定の開催で事前予約制。気になる方はお早めのご予約を。

10回目のRENEWはひと味違う!「RENEW OFFICIAL TOUR」開催

工房見学に行ってみよう!

  • Tsutomu Ogino(TOMART:PhotoWorks)

RENEWは、ものづくりの工房や企業が主役。普段なかなか入ることのできない工房を訪れて、作り手の熟練の技を見たり、ものづくりへの想いや背景を聞いたり、ここでしかできない体験ができます。越前和紙の工房で職人さんが紙を漉く様子を見学したり、メガネの工場でフレームやレンズがどのようにして作られるのか覗いてみたり、繊維工場で巨大な機械が動く様子を体感したり、と楽しみ方は無限大。工房の音に耳をすましてみるのもおすすめです。職人の技にたっぷりと触れてみてくださいね。

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工房見学におすすめの移動手段

RENEWの会場は鯖江市・越前市・越前町全域と広域にわたります。徒歩や自転車で回るのも方法の一つですが、産地間の移動には車があると便利です。自家用車やレンタカーがないという方には、シャトルバスやタクシーチケットなどの交通手段がおすすめ。土日の2日間限定で、主要駅や案内所を結ぶシャトルバスを運行予定。1回500円で乗車でき、1日券や2日券もあります。RENEWタクシーチケットを使えば、1000円で産地間の移動がスムーズに!また、漆器エリアと和紙エリアにはレンタサイクルもあります。移動方法も踏まえてどの工房を巡るか検討しておきましょう。

工房見学におすすめの移動手段

ワークショップで職人の技を体験!

  • Tsutomu Ogino(TOMART:PhotoWorks)

各社が趣向をこらしたワークショップは、RENEWの醍醐味のひとつ。直に職人の説明を聞きながら、ものづくりの技術を体験できる貴重な機会です。職人に教わりながら紙漉きの技法や眼鏡づくりの体験、漆塗りへのチャレンジなど、楽しみ方は工房によって様々。自分だけのオリジナルグッズも作れるワークショップもありますよ。事前予約が必要なワークショップもあるので、気になる方は早めの予約がおすすめです。

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あかまる隊によるコンテンツも要チェック!

「あかまる隊」は、産地を応援したい学生や社会人による産地のサポーターチーム。RENEW当日には、あかまる隊によるオリジナルコンテンツもあるのでぜひチェックを!あかまる隊のガイドで工房を巡る「あかまる隊ツアー(事前予約制)」や、RENEWでしか手に入らない職人トレカの配布など、ユニークなコンテンツを企画しています。こちらもホームページからご確認ください。

あかまる隊によるコンテンツも要チェック!

豪華ゲストがずらり!大人気のトークイベント

  • Tsutomu Ogino(TOMART:PhotoWorks)

「RENEW」で毎年大人気のコンテンツのひとつが、トークイベント。産地の話はもちろん、全国から集まったローカルプレイヤーたちが熱いトークを繰り広げます。ものづくりや産地にまつわる、ここでしか聞けない生の話をお聞き逃しなく!予約が必要なトークもありますので、気になる方はホームページなどで事前の確認を。RENEWやまちづくりのことをより深く知りたい方におすすめです。

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ショップ型博覧会「まち/ひと/しごと」

「まち/ひと/しごと」は、ものづくり・食・教育・福祉・コミュニティ・ITといったキーワードを軸に、全国各地でアクションを起こす人々が福井に集う、3日間限定のショップ型博覧会。6回目の開催となる今回は、河和田案内所と今立案内所の2ヶ所で開催されます。全国で活躍する19社による個性豊かなプロダクトや、ローカルプレイヤーとの出会いをお楽しみください。当事者から直に想いやストーリーを聞きながら、これからの地域のあり方、暮らしのあり方を考えてみましょう。

ショップ型博覧会「まち/ひと/しごと」

迷った時は河和田と今立の総合案内所へ!

  • Tsutomu Ogino(TOMART:PhotoWorks)

RENEW/2024では、総合案内所が2ヶ所設置されます。1つ目は鯖江市河和田(かわだ)地区にある河和田案内所。RENEWの常連さんにはおなじみの「うるしの里会館」で、トークイベントや「まち/ひと/しごと」の会場にもなっています。2つ目は、越前市今立(いまだて)地区にある今立案内所。岡本郵便局前の元畳縁工場を新たな案内所に。和紙の産地を巡る際の拠点となりそうです。

河和田案内所には、産地の商品でドリンクが楽しめる「RENEW TRAVEL STAND」が昨年に引き続き登場。産地の商品を手に取りながら、スタッフからおすすめスポットを教えてもらうことができます。RENEWの楽しみ方や回り方を知りたい方にぴったりの場所です。

ローカルフードも楽しめる

  • Tsutomu Ogino(TOMART:PhotoWorks)

RENEWの名物、ローカルフード!それぞれの地域に根ざした飲食店もRENEWを構成する大切な要素です。地元民に長年愛される味から特産品を活かした新商品まで、福井の自慢の食をお楽しみください。また、RENEW/2024では、河和田エリアと今立エリアにフードパークが登場!河和田フードーパーク(うるしの里会館駐車場)と今立フードパーク(和紙の文化博物館前駐車場・卯立の工芸館横)には、地元のキッチンカーや屋台が大集合。山うにたこ焼きやさばえドッグ、パフェなど、福井の楽しくて美味しいローカルフードを思う存分満喫してくださいね。

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食と伝統工芸を楽しむ「-L’aisance × RENEW- FOOD&CRAFT RESTAURANT」

食 × 伝統工芸を楽しむレストランが、河和田地区の複合施設「PARK」にて2日間限定でオープン!福井市高柳の人気隠れ家フレンチレストラン「L’aisance(レゾンス)」のシェフによる地産“知”消のフレンチを、越前鯖江エリアで作られた伝統工芸品の器やカトラリーと共に楽しめます。ホームページからの事前予約制です。

食と伝統工芸を楽しむ「-L’aisance × RENEW- FOOD&CRAFT RESTAURANT」

RENEWは泊まりが断然面白い!

  • Tsutomu Ogino(TOMART:PhotoWorks)

3日間開催されるRENEWは泊まりが断然おすすめ。ゆっくり滞在していろいろな産地を見て回ると、産地についての理解がさらに深まります。また、夜に開催されるコンテンツもあるので、宿泊すれば産地を夜まで楽しみ尽くすことができます。宿泊先はビジネスホテル、ゲストハウス、温泉宿など様々。人気の宿は予約が集中することが予想されるため、早めの予約が安心です。福井に滞在して、RENEWや産地の魅力をどっぷりと体感してみてください。

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【特別開催】 TAKEO PAPER SHOW「PACKAGING―機能と笑い」越前鯖江展

RENEW期間中、福井ものづくりキャンパスで展示会が同時開催!


TAKEO PAPER SHOWは、紙の専門商社・株式会社竹尾が1965年より開催し、トップクリエイターとともに紙の可能性を探り、その魅力と価値を更新してきた展示会です。本展は「機能と笑い」をテーマに、パッケージという営みを異なる二つの視点から見つめ直します。 

企画・構成:原 研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所、「笑い」キュレーター:梅原 真

【特別開催】 TAKEO PAPER SHOW「PACKAGING―機能と笑い」越前鯖江展

福井に来たなら!立ち寄りたいスポット

RENEWが開催される越前鯖江エリアはもちろん、福井には魅力的なスポットがたくさん!福井に来たならぜひ立ち寄りたいスポットをいくつか紹介します。

福井県立恐竜博物館
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福井県内最大の河川・九頭竜川の中流域に位置する永平寺町は清らかな水に恵まれ、かつて松岡地区には17軒もの酒蔵があった酒どころ。その…
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福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館
2022年10月1日、栄華を誇った朝倉氏戦国城下町の全体像や歴史的価値を楽しみながら学べる「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」が開館しま…
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三方五湖は、福井県美浜町と若狭町にまたがる三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の5つの湖の総称です。5つの湖は水質や水深が違い…
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ものづくりや産地の魅力に触れる3日間!

コンテンツが盛りだくさんなRENEW/2024。工房見学やワークショップ、トークイベントなど、楽しみ方は無限大!職人の技や想いを見て・知って・体験して、ものづくりや産地の魅力を存分に感じてみてくださいね。

Photo by Tsutomu Ogino(TOMART:PhotoWorks)
ふるかわ ともか

福井を拠点にローカルライター/グラフィックレコーダーとして活動中。福井県出身。大学進学を機に県外に出て2020年にUターン。地域の面白いヒトやモノを見つけるのが好きです。福井にUターンしたからこそ見える、福井の魅力をお届けします。