塩焼きサバでご飯を掻きこむ幸せよ

66 view
塩焼きサバでご飯を掻きこむ幸せよ

店頭で大きなサバを、何匹も串刺しにして焼いている。

名物焼きサバである。

「おいしいよ。食べてって」と、おじさんが呼びかける。

小、中、大、特大とあり、値段は二百円ずつ上がっていく。

「やはり大きい方が美味しんですか?」と、聞くと

「大きいのは、脂が乗っているからねえ。好きな人は食べるよ。でも小でも充分うまいよ」と、にこやかに答えられた。

今日は特大はないということで、大1800円を頼む。

おおっ。

威風堂々たる焼き鯖かあらわれた。

まずは背側人間の言うところのうなじから食べ始める。

しっとりしてうまい。

脂は少ないが、そのしなやかな身を噛んでいくと、旨味が滲み出る

さあ今度は腹側を言ってみよう

むむう、脂を持っていてさらにうまいではないか。

脂があるだけでなく、水分が含んでいて、味のキレがいい。。

小さなおろし器と生姜が添えられるので、自分ですりすりと生姜をおろす。

そのおろし生姜で、生姜醤油を作り、つけて食べるのにはまったs。

脂の乗った部分を生姜醤油にたっぷりつけて、すぐさまご飯を掻きこむ。

これがたまらない。

これで十分であるが、この店には他にも珍しい鯖ご飯料理がある

一つが「焼き鯖寿司」である。

焼き鯖寿司自体は珍しくないが、上に朧昆布が乗っているのは珍しい。

その昆布の柔らかな旨味と、焼いた鯖の、野味に富む味の対比が面白い。

また「鯖の蒲焼き重」というのもある。

甘辛いタレで蒲焼きにした鯖が半身乗って重ものである。

半身ではご飯が余ってしまうなと思って食べ始めると、これはいけない。

甘辛さと脂の相乗効果で、予想以上にご飯をかき込んでしまう。

作った方は、半身で十分と、分かってらっしゃったのだ。

お店の場所はこちら

はまやき安兵衛

〒914-0125

福井県敦賀市若葉町1-1531(日本海さかな街)

TEL: 0770-21-3800

公式サイトはこちら


当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。

サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。

詳細はクッキーポリシーをご確認ください。