柴田神社(北庄城址)
猛将:柴田勝家、信長の妹:お市の最後の地
戦国武将、柴田勝家は織田信長から49万石を与えられ、数年の歳月をかけて居城である北庄城(きたのしょうじょう)を築いたと言われています。城を訪れたスペインの宣教師、ルイス・フロイスは九重の天守などを見て、その壮大さに感嘆しています。天正11年(1583)、対立した豊臣秀吉の軍に攻められた勝家は、自ら城に火を放ち、妻で織田信長の妹のお市や一族とともに壮絶な最後を遂げました。同時に城もわずか8年という短い命をとじたのです。
現在、北庄城の跡には柴田神社が建ち、柴田勝家公とその妻お市の方を御祀りしています。境内には、柴田勝家公、お市の方、そしてお市の娘三人の姫の像があり、併設する北の庄城址資料館では、北庄城の遺物や鬼瓦、勝家の時代に造られた半石半木の奇矯「九十九橋」に使われたという石柱、九頭竜川に掛けられた舟橋をつないだ鉄鎖などが保存されています。
柴田勝家・お市の墓所もここから徒歩圏内(約1km)にある西光寺にあります。
基本情報
- 電話番号
- 柴田神社 0776-23-0849(※北の庄城址資料館に関することは、福井市公園課 0776-20-5460)
- 住所
- 福井県福井市中央1-21-17
- 営業時間
- 見学自由
北の庄城址資料館/午前9時~午後5時 - 定休日
- 無
- 料金
- 朱印:浄書500円・奉書600円
城印:1,000円(北庄城) - アクセス
- JR福井駅から徒歩5分/北陸自動車道福井ICから車で15分
- ウェブサイト
- 柴田神社【柴田神社】猛将「柴田勝家」、信長の妹「お市」ゆかりの地。歴史と魅力をご紹介しますBlog:福井に残る織田信長ネタ特集(福いろ)