府中馬借街道

国府のあった武生から都までは険しい山々を越えなければいけなかったが、武生から西の低い山を越えれば南越前町に出て、ここから船で比較的容易に敦賀に行くことができました。中・近世になると水上交通による物資輸送がさかんになり、武生と南越前町の港を結ぶこの道が重要な街道になってきました。荷物の輸送には馬借と呼ばれる輸送に従事する人が活躍したことから、府中馬借街道と呼ばれるようになりました。荷直し場や上り下りの荷をわけるため複線になった尾根道が残っています。

基本情報

住所
福井県越前市広瀬、下中津原、中山町
アクセス
ハピライン武生駅から車で10分/北陸自動車道武生ICから車で20分

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