【おおい町】おおい町・川沿いリラックスサイクリング

JR若狭本郷駅をスタート地点に、雄大な山々の自然が身近ながらも、なだらかに続く川沿いを走る17.3kmのサイクリングコース。思いきりからだを動かした後は、おしゃれなカフェや、地元で長年親しまれている街角の和菓子屋など、魅力的な休憩スポットでリフレッシュを。おおい町の魅力に出会うサイクリングへでかけましょう!
目次
おおい町の玄関口「JR若狭本郷駅」でレンタサイクル
スタート地点は、おおい町の「JR若狭本郷駅」。童話の世界から飛び出たような素敵な駅舎前は、おすすめの撮影スポットです。ついでにレトロな赤い丸型ポストとも一緒にパチリ!
レンタサイクルは、駅窓口の職員さんに声をかけると借りることができます。スイスイ快適に走れる電動アシスト付き自転車とヘルメットをそろえて、出発進行!
「cafe & place aelu」でゆったりほっこりティータイム
まずは、JR若狭本郷駅から1分で着く「cafe & place aelu(アエル)」に立ち寄りましょう。自然光が差し込む明るい店内で、地元産食材を使った季節のキッシュや、福井県敦賀市の名店「新田珈琲」監修のブレンドコーヒーを味わって。訪れる人との交流を大切にする店主との会話も、楽しみのひとつです。
【おすすめお立ち寄りスポット】水上勉の世界にどっぷり浸れる「若洲一滴文庫」
県道1号を佐分利川(さぶりがわ)沿いに走る途中、ルートから少し逸れて寄り道したいのが、おおい町出身の作家・水上勉氏が創設した文学館「若洲一滴文庫」。のどかな田舎風景の中に佇んでいます。
茅葺屋根の風情ある建物内に入ると、水上氏の文学作品や蔵書などを鑑賞できます。幻想的な竹人形は必見。くるま椅子劇場では、年に一度、若州人形座による竹人形劇が開催されます。竹林と一体となった舞台は、観る者を物語の世界へと引き込みます。
春に駆け抜けたい!「佐分利川」の桜並木ロード
穏やかに流れる佐分利川上流に向かって走ると気分爽快!
町花が桜のおおい町では、春になると川沿いの約10kmにわたり約800本のソメイヨシノが咲き誇り、見事な桜並木が見渡せるそう。満開の桜の下を走り抜ける爽快感は格別です。ぜひ春にも訪れてみて!
きのこいっぱい!体験型テーマパーク「きのこの森」
佐分利川をさらに上流に進むと、右側に現れるのは「きのこの森」。おおい町の特産品「きのこ」をテーマにした遊びと学びが満載のミニテーマパークです。
高さ30mのユニークな形をしたきのこタワーからは、雄大な自然を一望できます。広い芝生公園でのんびりしたり、全長460mのビッグスライダーを楽しんだり、きのこものしり館できのこの知識を深めたり。一日中楽しめること間違いなし!
「暮らしの複合施設hibi」でフードと雑貨に心ときめく
心地良い汗をかいた後は、築230年の時が刻まれた古民家を再生した「暮らしの複合施設hibi」で、ゆったりとした時間を過ごしましょう。
どこか懐かしい温もりに包まれた空間に心が安らぎます。入口側には地元作家が手仕事で作ったセンスあふれる雑貨が並び、奥のレストランでは地元の食材を使った創作フレンチや自家製スイーツが楽しめます。テイクアウトメニューもあるのが嬉しいところ。サイクリングのお供に、甘いスイーツと体を温める薬膳茶や爽やかな梅ソーダはいかが。
「cafe & gallery Floccus」の揚げパンとコーヒーでほっと一息
Uターンして若狭本郷駅へ向かう途中に、ぜひ立ち寄っていただきたい「cafe & gallery Floccus(フロッカス)」があります。香ばしい香りが食欲をそそる、カリッフワッとした食感の揚げパンは、コーヒーと相性抜群。11月から5月までは、旬のイチゴを使った絶品パフェも登場します。
「丸栄菓舗」の100年愛されるスイーツ
創業100年を超える歴史ある和菓子屋「丸栄菓舗」は、かつての旧丹後街道沿いに佇んでいます。うねりがある細い道でどこか懐かしい雰囲気が漂います。
自転車さんぽのおやつにぴったりな、あんこ菓子「松露」をぜひどうぞ。昔ながらの素朴ながらも奥深い味わいが魅力です。手軽に食べられるコロンとした丸いフォルムが愛らしく、いくつでもつい頬張ってしまいます。お土産も忘れずに。