本妙寺
永和2年(1376)創立、開山は日敬。元亀年間の兵火にあい、天正18年(1590)に敦賀城主大谷氏より寺地を拝領し、宝泉町から上島寺町に移転しました。
本寺は、水戸天狗党が降伏直後に収容された3ヶ寺のうちの1ヶ寺で、武田耕雲斎の次男である武田魁介ら346名が収容されていました。寺院での彼らの待遇は手厚いものでしたが、幕府に身柄が引き渡された後は、敦賀の舟町(現敦賀市現蓬莱町)に並んでいた肥料用の鰊粕などを保管していた荷蔵16棟に拘禁され、過酷な扱いを受けることとなります。
基本情報
- 住所
- 福井県敦賀市元町13−12