包丁の柄を自分色にカスタマイズ&職人と行く工房巡り
良い包丁を使うにも、直接握る柄は大事なパーツ。そんな柄を起点として、柄作りと刃作りの工場を巡ります。
■見どころ
山謙木工所は越前打刃物の産地である武生で、和包丁の柄を専門に製造している唯一の会社です。普段の生活ではあまり意識しない部分かもしれませんが、包丁の柄には非常に繊細なこだわりと技術が詰まっています。包丁の柄は人の手が直接触れる部分。その柄に目を向けてみると、包丁の使い心地が変わるかもしれません。
体験では、四代目 山本卓哉さんと蒔絵師 山本由麻さんご夫婦がお出迎え。山謙木工所の工場案内は卓哉さん、山本打刃物の案内と包丁作りは由麻さん、それぞれ職人直々にご案内いただきます。
■体験内容
体験の集合場所は、山謙木工所の隣にある柄の専門店「柄と繪」。まずは、山謙木工所や柄のお話などを聞き、卓哉さんの案内で工場見学へ向かいます。
柄を専門に作る会社は全国でも多くはありません。そんな貴重な工場の中には、柄の形を削り出す珍しい機械が並び、その一つ一つに魅了されながら工場の奥へと進みます。
工場の隣にある倉庫では、さまざまな種類の木材をみることも!国内のみならず、海外から仕入れた貴重な木材など、木工製品を扱う工場の倉庫だからこそ出会えるものもあるかもしれません。
今度は由麻さんに案内をバトンタッチして、山謙木工所の向かいにある山本打刃物へ。中では刃物をつくる職人さんの姿を見ることもできます。
レトロで味のある工房は、昭和時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。壁に掛けられた刃物作りの工程が分かる見本表は、職人のお手製のものだそうです。
包丁を作るために必要な柄と刃物、2つのものづくりを工房で直接見ることができるのもこの体験ならでは。職人に案内をしてもらいながら、ものづくりの奥深さに触れることができる贅沢な時間を過ごせます。
柄と繪に戻ってきたら、いよいよ自分だけの包丁作り。
約30種類ある柄の中から、自分の好きな柄を1つ選びます。木材の種類、色、デザイン、木目など、それぞれ雰囲気が違うのでどれにするか悩んでしまいそう。そんな迷う時間も楽しみの一つです。
刃物は鉄製のものとステンレスのもの、2種類から選ぶことができます。自分で料理するときのことを想像しながら、お気に入りの一本を見つけましょう。
希望される方には、オプションで追加の体験をして頂くこともできます。柄の素材に刷毛を使って漆を塗り、最後に拭き取る「拭き漆」と、色漆などを使って筆で描く「蒔絵」の2種類の体験があります。こちらは当日でも希望されれば、体験して頂くことができます。(別途代金要)
自分の手でものづくりをしてみたい!という方は、ぜひ拭き漆や蒔絵の体験も行ってみてくださいね。
日時に関してはこちらをご覧ください 。
基本情報
- 受入員数
- 定員4名
- 所要時間
- 約1時間30分
- 開催場所
- 柄と繪
- 最少催行人員
- 1名
- 注意事項
- ・他グループの方と一緒にご案内する場合がございます。
・係員の指示に従ってください。
・汚れても構わない服装でお越しください。
・追加代金でアレンジ可能なオプションメニュー(拭き漆体験・絵付け体験)では漆を使用する為、
かぶれる恐れがあります。(手袋やアームカバ、エプロンは当方で用意しております。) - 電話番号
- 0778-78-9967(一般社団法人SOE)
- メールアドレス
- info@soe.or.jp
- 住所
- 福井県越前市池ノ上町46-1-10
- 料金
- 40,000円
- 駐車場
- あり
- ウェブサイト
- 詳細はこちら
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