【池田町観光】「道のオアシス フォーシーズンテラス」を深掘りレポート!
ドライブ旅や夏休みの目的地に!2024年4月にオープンした施設をご紹介します。
大森 望央 -Mio Omori-
ふく旅ライター「ミーハー担当(自称)」
生まれ育って今も暮らす福井駅前情報や、街をとび出し福井県全域の話題のスポットをお届けしていきます٩( ᐛ )و~♪
【道のオアシス フォーシーズンテラス】とは
2024年4月、福井県の丹南エリアにある池田町に新たな観光交流施設「道のオアシス フォーシーズンテラス」がオープンしました。コンセプトは四季を感じられる「くつろぎの場」。緑豊かな山々に囲まれた場所で駐車場もたっぷりあるので、ドライブの際の休憩や森林浴、お子さまとの夏休みのお出かけにぴったりな場所となっています!
道のオアシス フォーシーズンテラスは、池田町観光の定番「かずら橋」や「渓流温泉 冠荘」「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」「能面美術館」など、池田町の多くの観光施設が点在する志津原エリアに位置します。
池田町と岐阜県揖斐川町を結ぶ「冠山峠道路」の延長線上にある国道417号沿いにあり、中京方面からもグッドアクセスな場所です。
約2.5ヘクタールの広大な敷地を誇るフォーシーズンテラスの楽しみ方を(一財)いけだ農村観光公社の宗倉さんにご紹介していただきました。
楽しみ方1)マーケットで池田町特産品をお買い物
フォーシーズンテラスのメインエリアとなる「センターハウス」には、テラスカフェ&マーケットというエリアがあり、池田町のグルメや工芸品などのショッピングが楽しめます。
池田町の農作物を使った加工食品やクラフト商品、お弁当やスイーツなど100点以上のアイテムがずらりと並んでいます。
地元産の野菜でつくられた池田町の方言で漬物を意味する“おこもじ”、味噌、米や地元のお母さんたちによってつくられている“かきもち”などの特産食品を豊富に取り揃えています。
また、一般のお店ではなかなか手に入りにくい商品に偶然出会うチャンスも。私が訪れたときには、画像にある大きな緑色の円盤型をした池田の冬の風物詩“ばんこもち”が販売されていました。“ばんこもち”は、よもぎ餅の保存食で冬場につくられるものなので夏場に購入することができるのはとてもレアです!
お弁当、おにぎり、お餅は毎朝のできたてが運ばれてきます。また、地元産スイーツやご当地ソーダの“いけソーダ”も。これらは買ってすぐにテラス席で食べることもできます。
地域のお母さんがつくった手づくり雑貨や、昔ながらの製法でつくられた草履、木工職人の技術が光る工芸品も所狭しと並んでいます。
中でも私が気になったのが、画像にある能面のプリントがインパクト大!な水海(みずうみ)の田楽能舞Tシャツ。鎌倉時代から池田町水海に伝わる国指定重要無形民俗文化財「水海の田楽能舞」の能面がTシャツに描かれています。ちなみに風呂敷もありますよ。
また、おもしろいコーナーもご紹介していただきました。その名も、「池田deガチャ」!!
池田町の木工技術でつくられた水海の田楽能舞マグネット、冠山峠道路開通を記念したクラウンロードチャーム、池田町に生息している生き物フィギュアといったオリジナルガチャが建物入口に設置されています。
楽しみ方2)テラスカフェで地元食材のランチ
テラスカフェでは、池田町産の食材を使用したランチの提供を行なっています。
センターハウス内の足羽川(あすわがわ)を見下ろせる休憩カウンターや風が吹き抜けるデッキ席で食べることができます。
注文から受け取りまでの流れは、レジでメニューをオーダーし料金を支払うと、出来上がったことをお知らせするブザーが渡されます。席に座って待つこと約10分でブザーが鳴り、レジ横へと食事を取りに行きます。
私は「うららの米 定食(780円)」を注文しました。
池田町産コシヒカリを使用したおにぎり2個と、池田特産のおかず味噌3種、池田町で朝早くにつくっている木綿豆腐、福井県産大豆を使用した味噌汁、地元のお漬物2種がセットになっています。池田町の恵みいっぱいのランチです!
おにぎりはお米の甘みがありもちもち食感で、ほんのり塩味がきいています。そこに、おかず味噌の生姜・生七味・ゆずをお好みで付けて味変を楽しみました。農薬や化学調味料をできるだけ使用しない池田町産の野菜で作られた味噌は、一口食べると豊かな風味が口いっぱいに広がります!
これらに使われている米、味噌、お漬物はマーケットコーナーで購入することが可能です。(食べ終わった食器はレジ横の返却台へと持っていきます。)
楽しみ方3)自然と一体となるリバーテラス
センターハウスの裏側には、四季折々の景色が楽しめる「リバーテラス」があります。
池田町は面積の9割が森に囲まれています。遠くまで続く木々と広大な空を眺め、川のせせらぎに耳をすませ、自然の風を感じる、癒しのひと時を過ごすことができますよ。
楽しみ方4)芝生広場やウッドデッキでのんびり休憩
フォーシーズンテラスの外は公園エリアです。
芝生が敷き詰められた「グリーンパーク」はピクニックなどが楽しめる多目的広場となっていて、思い思いの時間を過ごすことができます。(ペグなしテントは設営が可能です。ペットは立ち入り禁止となっています。)
外に設置されているベンチのなかで4本の木から成っているベンチは、もともとフォーシーズンテラスの敷地に生えていた木で、施設をつくる際に伐採したものからつくっているそうです。暮らしのそばには常に木がある池田町の高い木工技術がここでも輝いています!
休憩・展望スペースの「ウッドデッキ」が敷地内に4カ所あります。ベンチなどが配置されていて、ここからも季節で移り変わる池田の風景を満喫することができます。
楽しみ方5)ふれあい橋から森と川の遊歩道を散策
フォーシーズンテラスの奥に、池田町で二つ目の吊り橋となる「ふれあい橋」があります。去年は工事のため閉鎖していましたが、フォーシーズンテラスのオープンに合わせて架け替えられました。
池田町の観光名所「かずら橋」は天然のツルでできていて、踏み板の隙間が広く揺れもありスリル満点ですが、ふれあい橋は揺れもなく安定感のあるつくりとなっているのでお子さまでも気軽に通ることができます。
ふれあい橋の下では、川遊びをしている子どもたちの姿が。池田町は川遊びスポットとしても人気で、夏休みにはたくさんの子ども連れファミリーが訪れます。特にフォーシーズンテラス付近は浅瀬のところが多いので比較的安全に楽しむことができます。(雨の次の日など増水したり川の流れが早い日もありますので、どんな時でもくれぐれもお子さまからは目を離さないようにお願いします。)
私たちも「ふれあい橋」の横手から川辺に降りて、森と川の遊歩道を散策しました。「ふれあい橋」と「かずら橋」の2つの吊り橋の間は全長約4kmの自然歩道となっています。
森と川の遊歩道を歩きながら体を動かして自然のパワーを全身で浴びて、最高のリフレッシュとなりました!
その他、フォーシーズンテラスには福井県内の観光パンフレットやチラシも設置されているので、観光情報を手に入れることもできます。また、春〜秋の週末には池田町を含めた福井県内のキッチンカーの出店もあります!
是非、皆さんも行ってみてくださいね。
【道のオアシス フォーシーズンテラス】
住所|福井県今立郡池田町志津原15-1
TEL|0778-44-6060
営業時間|9:00〜17:00(ドリンク9:00〜L.O.16:00、定食11:00〜L.O.14:30 ※なくなり次第終了) ※2024年8月10日(土)〜18日(日)、24日(土)・25日(日)・31日(土)、9月1日(日)の営業時間は9:00〜18:00
定休日|木曜(祝日の場合は営業) ※2024年8月15日(木)は営業します