県民オススメ!「これ買っておけば間違いなし」福井土産7選(グルメ編)
体験や宿だけでなくお土産も旅の醍醐味のひとつですよね。福井には羽二重餅やおろしそば、越前ガニなどの買いたくなっちゃうお土産がたくさんありますが、今回は福井県民が自信をもってオススメする、福井らしさあふれる食のお土産を7つご紹介します。
自分で召し上がるもよし、お友達に渡してシェアするもよし。見つけたらぜひ手に取ってみてください。
本多啓介
「ふくいで思い出に残る一枚を」をコンセプトに福井県内の観光地で写真を撮っているカメラマンです。勝山市を中心に観光情報を発信中。地元住民ならではの目線で福井の魅力を写真と文章で伝えます。
556014 view1.売り切れ御免の人気商品【羽二重くるみ】
まず最初に紹介するのは、はや川金花堂(有)さんの「羽二重くるみ」。
福井のお土産といえば滑らかな食感と優しい甘さが特徴の羽二重餅が有名ですが、こちらはその羽二重餅に甘く煮詰めた和くるみが練りこまれており、さらにシュー生地でサンドされているお菓子です。
福井の人に『オススメの手土産は?』と聞くと多くの人からこちらの商品を推薦されることもある人気のお土産です。
購入できるのは、勝山市にある「勝山本店」、JR福井駅内の「くるふ福井駅店」、そして「ラブリーパートナー エルパ店」の3カ所です。
人気商品なので売り切れになることもしばしば。
見つけたら必ず手に入れていただきたい一品です。
- シュー生地で挟まれているので持ちやすい!またくるみとシュー生地が食感のいいアクセントになっており何個でも食べられる美味しさです!
2.食べる過程も楽しめる【恐竜発掘プリン】
2品目はいのうえ株式会社さんの「恐竜発掘プリン」をご紹介。
こちらは「食べる過程」まで楽しく工夫されているお土産スイーツです。
恐竜柄がデザインされたオシャレな瓶は、手に取っただけでワクワク!
プリンの上に乗っているのはオリジナルチョコクランチで、恐竜化石発掘現場をイメージした2層構造になっています。
そして!
チョコクランチを食べ進めていくと…
なんと恐竜型チョコを発見!
まるで化石を発掘しているかのようなドキドキ感を味わえました。
下層のプリンとザクザク食感のクランチとの食べ合わせもマッチしていてとっても美味しいスイーツです。
- 今回発見したのはティラノサウルスのチョコ。
どんな恐竜が入っているかは食べてみてからのお楽しみなので、皆さんもぜひ食べて発掘してみてくださいね。
3.まるでステーキ!ジューシーでボリューム満点の【谷口屋の、おあげ】
3品目は谷口屋の「谷口屋の、おあげ」です。
ステーキのように肉厚でジューシーな特大油揚げを購入できるのは福井県ならではではないでしょうか。
福井県は油揚げ・がんもどきの消費量が日本一で、スーパーでは様々な種類の油揚げがずらりと並びます。
そんな中でもひときわ目を引くのがこちらのお揚げ。
福井県坂井市竹田にある谷口屋さんは大正14年から続く油揚げと豆腐の老舗で、テレビ番組などでも取り上げられる有名店です。
パリッとした表面の香ばしさ、ふんわりとしていながらも食べ応えのある中身、食べてもしつこくないサッパリとした油。
1人1枚でもペロリと食べきれる美味しさです。
自宅のオーブンやフライパンでパリッと焼いてお召し上がりください。
- まるでステーキにかぶりついているかのような満足感です。揚げたてを味わえるレストランがあるので、そちらも行ってみてください!
4.硬さは日本最高レベル!?形が可愛い【眼鏡堅麺麭(めがねかたぱん)】
続いては越前夢工房さんの「眼鏡堅麺麭(めがねかたぱん)」。
こちらの商品のルーツは、戦時中の陸軍の保存食用にとつくられた麺麭(かたぱん)です。
その製法を現在も受け継ぐ福井県鯖江市の老舗パン屋「ヨーロッパンキムラヤ」さんが監修し、メガネ型に開発されたのがこの「眼鏡堅麺麭(めがねかたぱん)」なんです。
福井県鯖江市は眼鏡製造が有名で、福井県は眼鏡フレームの国内シェア95%を占めているほど。
そんな“福井ならでは”を形にしたこちらの商品は、日持ちがして人に配りやすいので筆者一押しの商品です。
眼鏡のポーズでお友達とぜひ写真を撮ってみてください!
- 見た目の可愛さとエピソードから、福井土産として外すことはない一品です。ただホントに堅いので、食べる際は注意してください。
5.どれが出るかはお楽しみ!崩さず食べよう【恐竜発掘型ぬきバウム】
こちらの「恐竜発掘型ぬきバウム」は福井県立恐竜博物館前の勝山市ジオターミナルでしか販売されていない限定商品。
落ち着いた甘さのキャラメル味で、名前の通りバウムクーヘン生地になっています。
化石は型抜きされていますが、崩してしまわないように丁寧に食べ進めましょう。
中身は全部で4種類ありどの化石が入っているかは開けてからのお楽しみ。
狙った化石を手に入れられるかは運次第なので、ぜひチャレンジしてみてください。
- 4種類のうちどれが出てくるのかは開けてみないと分からない!ドキドキ感がたまりません!
6.柚子香るピリ辛爽やかな伝統薬味【山うに】
福井県鯖江市河和田で生まれ300年以上続く伝統薬味「山うに」。
柚子、赤なんば(赤万願寺唐辛子)、越前塩そして鷹の爪が使用されており、すりあがった様は海のウニのような色に。
店頭には中辛と辛口があり、中辛をチョイス。
そのまま口にしてみると、柚子の爽やかな香りがまず鼻を突き抜け、そのあと唐辛子の辛みが舌に届きました。
思ったより辛くなく、様々な料理のアクセントとしてなんにでも使える一品だと思います。
山うにを製造する越前隊さんは「山うにたこ焼き」をはじめ様々な商品開発に取り組んでおり、中でも筆者オススメはそら豆に山うにをまぶして揚げた「山うに豆」。
ポリポリとした食感とほどよい辛さがお酒のつまみとして最高です。
こちらも合わせてご賞味ください。
- 辛いだけじゃなくて柚子の香りがアクセントになっていて、ホントに万能調味料!辛いのが苦手な人でも食べられるので、鍋や粉ものにぜひ付けてみてください。
7.冬にコタツで食べるなんて信じられる!?【水ようかん】
最後にご紹介するのは米又さんの「水ようかん」。
「水ようかん」といえばヒンヤリ夏のお土産と想像する方も多いかもしれませんが、ここ福井では夏ではなく冬の定番商品なんです。
福井で冬に水ようかんを食べる理由はいろいろありますが、京都に奉公に来ていた丁稚(でっち)さんが年末に福井に里帰りする際に手土産として持たされたから、というのが代表的な説です。
主な原料はこしあん、寒天、砂糖とシンプル。
そこからお店によって配分を変えたり、砂糖の種類を変えたりブレンドしたりして個性を出しています。
色の濃淡や風味、味わいが店によって異なるので、1種類だけではなく食べ比べをして楽しんでみてください。
- 冬はコタツにミカンと水ようかん!寒い季節に食べる水ようかんもおいしいですよ。
購入はこちらにて
今回ご紹介した商品は
道の駅「恐竜渓谷かつやま」
勝山市ジオターミナル スーベニアショップラプトル
にて購入しました。
勝山市の道の駅は恐竜博物館から中部縦貫自動車道に向かう道中にあり、帰路の購入地点として最適です。
9時から17時まで営業しているので購入してみてください。
またハピリンや福井県内の道の駅でも販売している商品があるのでぜひ購入してください。
まとめ
今回は数ある福井土産の中から7つの商品を選んでご紹介しました。
福井に来た際のお土産選びの参考にして頂ければ幸いです。
もちろん今回紹介しきれなかった美味しいお土産もたくさんあるので、ぜひ発掘してみてください。