福井県の人気観光地「三方五湖」を楽しむ旅!
福井県でも大人気の観光地「三方五湖」がある若狭町と美浜町のオススメスポットを地元民のふく旅ライターがご紹介します。
絶景あり、映えスポットあり、世界基準の年縞あり、国内初のエコクルーズあり、美味しいものありの自信をもって紹介できるコースです。
maruekaho
福井県若狭地方出身のmaruekahoです。
若かりし頃はネオン街に憧れて東京に浮気もしましたが、やっぱり若狭が大好き!という事に気づき帰郷しました。日々カメラの目を通して若狭の風景やお祭りを写し撮っています。
今回オススメする旅のルートは!
今回の旅は、「レインボーライン山頂公園」→「年縞博物館(ねんこうはくぶつかん)」→「魚三(うおさん)」(ランチ)→「美浜町レイクセンター」→「道の駅「若狭美浜はまびより」」を巡り、若狭町と美浜町をまたがる三方五湖の魅力を存分に楽しめる一日コースとなります。また、近隣のオススメスポットも併せてご紹介します。
一緒に旅のお供をしてくれるのは、現在、福井県を中心に芸能活動をしている「森下 咲来(もりした さき)」ちゃんです。
東京にある芸能事務所に所属しながら女優を目指し頑張っています。咲来ちゃんと一緒に三方五湖の魅力を紹介したいと思います。
1.嶺南で人気ナンバー1の観光地「レインボーライン山頂公園」
せっかく山頂公園に来たなら借りないともったいない、インスタ映えアイテムとしても人気の「レインボー傘」。なんと無料で貸し出しされていて、山頂公園側のリフト・ケーブルカー乗り場すぐのところにあります。
絶景をバックにレインボー傘がとても映える素敵な写真が撮れちゃいますので、ぜひ撮影してくださいね。
※このレインボー傘が気に入った方は、レインボーショップにじいろで買うことも出来ます。
レインボーライン山頂公園には幸せになれるスポットがいっぱいです。
ケーブルカーに一つだけあるハートのつり革「Heart Catcher」の「ハートをつかんで幸せをつかもう」や、恋のパワースポット「恋人の聖地」で二人で幸せの鐘を鳴らしたり、かわらけに想いを込めて湖に投げたりと、思いっきり幸福をキャッチしてくださいね。
ここでしか食べられないスィーツもオススメです。
山頂公園内には二つのカフェがあり、今回は山頂カフェ「なないろ」でオリジナルパフェをいただきました。
見た目も可愛くてついつい写真を撮ってしまいます。とても美味しくいただきました。
レインボーライン山頂公園から駐車場へは、リフトで日本海の絶景を楽しみながらお帰りください。
※レインボーライン山頂公園を詳しく紹介した記事はこちらをご覧ください。
オススメスポットを紹介します。
レインボーライン山頂公園の周辺には、大人気で行列が絶えないイカ丼が食べれる「ドライブイン吉田」や、三方五湖を満喫できる宿「湖上館PAMCO(パムコ)」があります。
2.世界が注目!世界基準の年縞で楽しく歴史探索「年縞博物館」
まるで美術作品のようなとても美しい年縞のステンドグラスに出会える「年縞博物館」で、7万年にも及ぶ地球の記憶に触れてみませんか。
二階の奥まで続く45mの年縞のステンドグラスは見た目の美しさだけではなく、年縞に刻まれたシマシマの一つ一つに7万年にも及ぶ地球の歴史が刻まれています。
年縞の中には、シマの幅が太かったり、シマの色が違ったりする部分があり地震や噴火による環境変化を見ることが出来ます。
年縞のステンドグラスの裏側には、水月湖の年縞を歴史の「ものさし」として過去7万年間にも及ぶ人類と環境をテーマに、人類が経験した出来事を年表でたどることが出来ます。
また年縞に関する展示などもあり歴史好きの咲来ちゃんも興味津々で見ていました。
※詳しく年縞博物館を紹介した記事もありますのでこちらもご覧ください。
- 年縞をステンドグラスという形で展示していてとても素敵でした。
ナビゲーターの方に詳しくお話を聞けてとても勉強になりました。
あと、イラストなどが可愛かったです。
オススメスポットを紹介します。
年縞博物館周辺には、「若狭三方縄文博物館」や「道の駅 三方五湖」などがあります。
また、三方五湖周辺は日本海側最大級の梅の産地で、福井梅として人気です。
※福井梅を詳しく紹介した記事はこちらをご覧ください。
3.地元で美味しいと有名なうなぎ屋「魚三」
うなぎが有名な三方五湖は沢山のうなぎ専門店がありますが、その中から地元の方からも美味しいと評判の「魚三(うおさん)」をご紹介します。
テイクアウト中心の営業ですが、店内の個室で食べることも出来ますので、ぜひ美味しいうなぎを食べてください。
※平日でもお客さんが多いお店なので、お食事はご予約をオススメします。
今回は白焼き、上うな重、うな重(並)、まかない丼をいただきました。
白焼きは、香ばしい匂いと共にサクサクの皮と、ふっくらとした身のやわらかさに、ほどよく乗った脂の旨味を味わうことが出来ます。
わさび醤油でいただくと、いくらでも食べられそうです。
うな重も香ばしく焼かれたサクサクの皮と、脂がのったふっくらとやわらかい身に、少し甘めのたれが食欲をそそります。
秘伝のたれとご飯との相性も良くとても美味しくいただきました。
まかない丼は、他のお店で見たことがないのですが、うなぎのかば焼きを刻んだものにネギと海苔と卵の黄身が入っていてよく混ぜていただきます。
個人的には最強のTKG(卵かけご飯)なのではないか思ってしまいました。
かば焼きに黄身の旨味とまろやかさが加わり、アクセントのネギと海苔の風味がさらに旨味を引き立てます。
リーズナブルにうなぎを楽しめますので、ぜひ食べてみてください。
- 初めて魚三でうなぎを食べたのですが、うな重はパリパリの皮とふわふわの身がたれとマッチして、めちゃ美味しかったです。
白焼きもまかない丼も美味しかったです。
オススメスポットを紹介します。
魚三周辺には、「BRIDAL LAND WAKASA(ブライダルランドワカサ)」があります。
こちらは日本初のブライダルファッションミュージアムで、ブライダルファッションデザイナー 桂由美さんの名作ドレス ミュージアムやカフェがある施設です。
※BRIDAL LAND WAKASAを詳しく紹介した記事はこちらをご覧ください。
4.エコクルーズで自然豊かな湖を楽しめる「美浜町レイクセンター」
美浜町レイクセンターは、国内初となる再生可能エネルギーを活用した「電池推進遊覧船」で久々子湖(くぐしこ)から水月湖(すいげつこ)を巡るエコクルーズが楽しめる施設です。
四季折々の風景や、多数の水鳥に出会うことが出来ます。
この日は乗船前に、ミサゴが魚を獲るところを見ることが出来て、スタッフの皆さんと盛り上がりました。
レンタサイクルもありますので、のんびりと三方五湖周辺をサイクリングすることも出来ます。
美浜町レイクセンターは、久々子湖沿いにあるお洒落な建物で、ウッドデッキやテラス席があり久々子湖の自然を満喫できます。
館内は木が多く使われて落ち着いた雰囲気でゆっくりとくつろげます。
また、チケットカウンター横にはカフェカウンターも併設されていて、ホットドックやドリンクなどの軽食がいただけます。
電池推進遊覧船「coot号(クートごう)」に乗船しました。
※cootとは三方五湖に渡ってくる水鳥「ブラッククート」から取った名前です。
船内はとてもスタイリッシュな空間です。
スタッフのはるちゃん(中川さん)に、乗船の注意事項やエコクルーズの説明などを受けて準備万端なら「O.K」サインを出して出発です。
スタッフの皆さんのお見送りを後に水月湖へ向けて出発しました。
電池推進遊覧船は、とても静かで揺れもなくてとても快適です。
はるちゃんの説明を聞きながら、自然豊かな風景や水鳥を見ながらの楽しいクルーズは、あっという間の50分でした。
はるちゃんと咲来ちゃんが地元ネタでとても盛り上がっていました。
※美浜町レイクセンターエコクルーズを詳しく紹介した記事はこちらをご覧ください。
- エコクルーズに初めて乗ったのですがとても貴重な体験で、とても楽しかったです。
スタッフのはるちゃんの楽しいトークや、三方五湖の自然豊かな光景にあっという間のクルーズでした。
オススメスポットを紹介します。
美浜町レイクセンター周辺には、映画「サクラサク」 の舞台にもなった瑞林寺の一本桜があり、春には桜と漁村の風景が楽しめます。
お泊りには、全室オーシャンビューで日本海の美しい光景を楽しめる「若狭美浜温泉 悠久乃碧 ホテル湾彩 (わかさみはまおんせん ゆうきゅうのあお ほてるわんさい)」で温泉に入り疲れを癒し、若狭湾で採れた新鮮な魚介類をお楽しみください。
5.若狭の美味しいが集まる道の駅「若狭美浜はまびより」
2023年6月にグランドオープンした道の駅「若狭美浜はまびより」は、美浜町を中心に嶺南の選りすぐりの特産品が集まる農水産品直売所や、美浜町の食材にこだわったカフェやレストランがあり、JR美浜駅前という好立地で、国道27号線沿いということもありJRでも車でもアクセスが良いところもオススメポイントです!
美浜町を中心に嶺南の選りすぐりの特産品が集まる農水産品直売所「みはまの市場」から咲来ちゃんがオススメのお土産を紹介してくれました。
咲来ちゃんも大好物の若狭町の特産品「福井梅の梅干し」、今や全国的に人気の若廣の「若狭梅の焼き鯖すし」、美浜町の特産品「へしこ」など若狭を代表するお土産が沢山あります。
少しお腹がすいたときは、店内で販売されている「やおやパフェ」がオススメです。
「まるっきりいちごサブレ」がのっていて見た目も可愛くて、ソフトクリームとの相性もばっちりです。
※道の駅「若狭美浜はまびより」を詳しく紹介した記事はこちらをご覧ください。
- 私も大好きな福井梅の梅干しやへしこ、美浜町の特産品などがたくさん並んでいました。
ここでしか買えないお土産などもあり、何度でも買い物に来たくなります。
オススメスポットを紹介します。
道の駅若狭美浜はまびよりの国道を挟んで向かい側にいちご狩りが楽しめる「若狭美浜HAMABERRY~いちごの郷みはま~」があります。
冬から春のいちごの季節には、天気に関係なく暖かいハウス内でいちご狩りを楽しめます。
※若狭美浜HAMABERRYを詳しく紹介している記事はこちらをご覧ください。
今回は若狭町と美浜町のオススメスポットを巡り三方五湖を満喫できる旅を考えてみました。
このコースは一日で周ることが出来るので、せっかく若狭まで来られたのなら一泊して隣の小浜市や敦賀市を観光するのもオススメです。
また、北陸新幹線福井・敦賀が開業します!関東方面の方も魅力いっぱいの福井県嶺南までぜひお越しください。
- 三方五湖がある若狭町と美浜町は、今回紹介したスポット以外にも楽しいスポットが沢山ありますので、ぜひ遊びに来てください。
オリジナルパフェも可愛くてとても美味しかったです。
帰りのリフトは目の前に日本海の景色が広がり迫力満点でした。