【めがねミュージアム】めがねの聖地「鯖江」でめがねをとことん堪能しよう!
日本のメガネフレームシェア9割超!一大めがね生産地の鯖江でめがねにまつわる様々を堪能しましょう!
HIR☺︎
福井生まれ福井育ち生粋の福井人。写真歴は20年以上。嶺北奥越を中心に福井県内の風光明媚な名勝奇勝を撮り歩いてます。
1665 view鯖江駅からめがねのモチーフがゲシュタルト崩壊しそうな「メガネストリート」をまっすぐ徒歩10分!
鯖江駅は2024年にとうとう開業した北陸新幹線の新幹線が停まらない不遇の駅ではあるのですが、電車(ハピラインふくい)で行くことができます(福井駅から行くのが一番アクセスが良い)。その鯖江駅から真っすぐ「めがねミュージアム」に伸びるのが「メガネストリート」です。
こちらはめがねミュージアムの目の前にある看板ですが、鯖江駅まで947mとのこと。徒歩でも10分程度で行くことができ、もちろん車で来る人も多いため駐車場も広いです。
駐車場にもこんなギミックが仕込んであるノリの良さ。
メガネストリートのいたるところにめがねをモチーフにした仕掛けがいっぱいで、めがねミュージアムにたどり着くまでの間にめがねフリークたちの期待は高まる一方です。
写真にある地面のメガネモチーフの近くにレッサーパンダを見つけたあなた、鋭いですね!なぜ?って思ったはずですが、鯖江にある西山公園の動物園はレッサーパンダが有名なんです。めがねミュージアムに来た流れで動物園もいっちゃうのもありかも?(駅を挟んで逆側です)
疲れたらめがねの形のベンチで一休み。
めがねにまつわるお土産物がいっぱいのショップがお出迎え!
めがねミュージアムの入口すぐには、お土産物が売っているショップがあって、めがねモチーフのものがいっぱい!
歯が折れるくらいに硬い!というと言いすぎな気がしますが(笑)、TVでも取り上げられて有名な鯖江のパンの老舗「ヨーロッパンきむらや」の軍隊堅パンとめがねのコラボ「眼鏡堅麺麭(めがねかたぱん)」や、めがね型のキーホルダーなど、物欲そそられるものがいろいろあります。
お盆に行ったときはめちゃくちゃ大賑わいでした!
100年以上のめがねの歴史を体感できる!めがね博物館
福井県は日本海側にあって、冬は豪雪になることもある雪国。もともとは雪で外に出られない福井の冬の手仕事・産業として発展してきたそうです。
今でこそ、いろいろな機械による工程で自動化されている部分もあるようですが、昔は職人が分業しながら作り上げていったとのこと。
もちろん、今でも鯖江のめがねは品質にこだわるために職人の手仕事が多く残されているのだそうです!
作っているめがねは小さいのに、使う道具はでかいのでちょっとびっくり。
一本のめがねが出来上がるまでには250以上の工程があるそうですよ。そんなに手間がかかっているとは…、今までかけてきためがねたちに感謝!
そして世界で初めて堅く軽く金属アレルギーが出ないというチタンをめがねに加工を成功したのも鯖江だそうです。
壁一面に「めがねの歩み」として年表があるんですが、じっくり見てると時間が過ぎるのを忘れますね。
ちなみに、今回取材時には体験しなかったのですが、めがね作りを体験する体験工房があるとのこと。プラスチックフレームを削り出すところからできるそうです。
小技が憎い!トイレにもめがね。そして有名人のサイン。
ちなみに、博物館とショップの間にトイレがあったのですがこんなところにもめがねが(笑)。
メガネストリートもそうですが、遊び心いっぱいなので、いろいろ探すのは子供も大人も楽しいと思いますよ!
そして、めがねがトレードマークの南海キャンディーズの山ちゃんなどなど有名人のサインも展示中。
もちろんココで買えます!鯖江のめがね
福井県内のさまざまなめがね工房・工場のめがねが一度に見て・かけて・買えるのがこのショップ。50社以上3000本程度のめがねが置いてあるそうで、産地ショップならではの品揃えですね!
福井で有名といえば「恐竜」ですよね?
めがねも恐竜とコラボとのことでこの時はポップアップがありました。DiiNOブランドは「福井県立恐竜博物館の全面監修で恐竜の身体的な特徴や象徴する部分・イメージを取り入れた本格的なデザイン」だそうですが、恐竜に詳しい方はこういうマニアックな蘊蓄が入った感じ大好きだと思いますよ!
福井では超有名めがね企業「シャルマン」。10万円前後の価格がついてますが、品質の良さは見てても伝わってきますね。
個人的にはこういう丸目の細リム大好きです。いかにもめがねっぽい。
福井に住んでいる自分ですが、めがねはついつい某めがねショップで安価なものを求めて1、2年で買い替えという消耗品スタイルをやりがち。
そんななか、経年変化ならぬ経年浸化というコンセプトで長くかけ続けるほどに味わいが出るというめがねがあって、こういうのがサスティナビリティなんだな、と気づかされました。
そして、地元の良いめがねをかけたくなりました。できれば一生モノとかにしてみたい。そういうめがねもここなら出会えそうです。
あなたにぴったりのめがねに出会えるかも?ぜひめがねの聖地「鯖江」に来てくださいね!
福井のめがね産業の創成期を描いた映画「おしょりん」が去年公開され、サインが置いてありました!
めがね好きな人にはたまらないであろう、めがねの聖地鯖江の「めがねミュージアム」。ぜひぜひ遊びに来てくださいね!