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福井県アンテナショップ「ふくい食の國291」は、2023年2月に銀座柳通りと銀座レンガ通りが交差する場所に誕生しました。

これまでも福井県の食を取り扱うアンテナショップが銀座にありましたが、“福井を買って、味わい、旅する。” をコンセプトに、より銀座のまちにとけ込む位置に場所を変え、店舗の規模や商品数もパワーアップしてリニューアルオープン。北陸新幹線福井・敦賀が開業した福井県の魅力を伝える発信拠点としての役割も担っています。

商品販売数は食品・地酒・工芸品など合わせて2,000点以上を誇ります。

1階は食を中心とした福井県産品を販売するショップと観光移住情報コーナーがあり、地下1階には福井県の伝統的工芸品や鯖江の眼鏡フレームをはじめとしたクラフト商品を販売している他、福井県の食が味わえるイートインコーナーがあります。

今回は「ふく旅ライター 特別編」として福井県を飛び出し、東京・銀座で福井県を体感できる「ふくい食の國291」を地元目線で7つのポイントからレポートします！

まず商品を見ていて驚いたのが、1つの品目でも様々な業者の商品や種類を取り扱っていること！

福井県内の駅周辺のお土産屋さんに行ってみても、1店舗で福井県内の商品がここまで揃っているところは他にないと言っても過言ではありません。

例えば福井銘菓「羽二重餅」でも、昔から県民に愛され続ける定番の商品から、中にチョコレートやフルーツ餡が入っていたり、どら焼きや最中に羽二重餅がサンドされていたりと、さっと目を通しただけでも20種類ほどは羽二重餅商品が並んでいます。おやつや手土産にどれにしようか選ぶのもとても楽しいです！

冷凍・冷蔵ケースには、海の幸の加工品が所狭しと並んでいます。

私が特に注目したのが福井のブランド野菜が販売されているところ！福井県を代表するミディトマト「越のルビー」や鯖江市の伝統野菜「吉川ナス」、また山間の美しい大野市で採れた野菜もここで手に入ります。

福井県民にとっても憧れの越前がに等の海産物加工品から、県民の生活にお馴染みの食材まで幅広い品揃えが魅力です。

東京で福井の酒を手に入れるならここ！

入口から入って左手にある冷蔵ケース8面には、地酒約200種が並んでいます！豊かな自然に恵まれ、酒造りも盛んな福井の地酒をお目当てにこちらに訪れる方も多いそうです。時々週末には、酒売り場の前でその時のオススメ商品の試飲も行っているようですよ。

福井県内の酒蔵の定番商品や季節酒、お祝いの時に飲みたいワンランク上の限定酒もあります。

県内ではすぐに売り切れてしまうほど人気のある福井県が開発した酒米「さかほまれ」を使用した各酒蔵の商品も販売されています。様々な食事のシーンに華を添えるお酒と出会えますよ。

1階の入り口両横エリアと地下1階には、福井県の7つの伝統的工芸品とクラフト商品がまるで展覧会のように美しく整然とディスプレイされて販売されています。

越前打刃物・越前焼・越前漆器・若狭塗箸などの工芸品は贈答品のみならず普段使いの自分用需要も多く、1500年の歴史を持つ越前和紙の小物やメガネフレームシェア日本一の鯖江市で製造されたサングラスやおしゃれな老眼鏡に一目惚れして購入される方もいるそうです。

私もここを訪れる度に、古来から継承されている技術と現在の先駆的な技術の両面に触れることができ、福井をより深く知ることができます。

地下1階にあるイートインコーナーの越前若狭 食と酒「福とほまれ」では、上質な空間で福井の山・海・里を満喫できる料理が楽しめます。

県内各地から新鮮な食材を直送し、福井県産そば粉を使用した越前おろし蕎麦や、旬の魚介を使った海鮮丼、若狭牛しぐれ丼、福井県民のソウルフードであるソースカツ丼などを堪能できます。

地酒とアラカルトもあるので、ちょい飲みも楽しめます。福井を旅しているような気分が味わえますよ！

（画像はメニューの一部です）

1階にある観光移住案内所では、コンシェルジュが福井県内各地の観光情報や福井への旅の計画をサポートしてくれます。また、移住を検討している方には、首都圏で開催する移住フェアなどのイベント開催のお知らせや現地のリアルな暮らしの情報を提供してくれます。

福井県を案内するガイドブックも豊富に取り揃えているので気軽にお立ち寄りください。

館全体の内装にもこだわりがあふれています。福井の名石「笏谷石（しゃくだにいし）」を使用した柱や台、越前瓦のタイルを使った床や壁、県産の杉を使った棚やテーブル、県内の砂利・土・藁を入れた壁、天井から吊るされている越前和紙など、和モダンテイストの落ち着いた雰囲気となっています。

商品はもちろん、内装からも伝わってくる福井県の技術をご体感ください。

ふくい食の國291でのお買い物の際に、たくさんの商品のなかでお目当ての商品がどこにあるかわからない、どれにしようか悩んだときなどにはスタッフの方に是非聞いてみてください。

私が思う福井の魅力の1つが “人”。今回の取材にあたってもマネージャーの牧野さんが丁寧にご対応してくださいました！ありがとうございます！！

ふくい食の國291は、福井の旅前に情報収集したり、旅後は思い出にひたりながらお買い物が楽しめるスポットであり、福井県民にとっては福井の魅力を再認識できる場所です。

是非、あなたも足を運んでみてください！

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【ふくい食の國291】

住所｜東京都中央区銀座1-5-8 Ginza Willow Avenue BLDG 1階・地下1階

TEL｜03-5159-4291

営業時間｜〈ショップ〉10：30〜19：00、〈イートイン 福とまれ〉平日11：00〜15：00（L.O.14：30）・17：00〜21：00（L.O.20：00）・土日祝 11：00〜20：00（L.O.19：00）

定休日｜不定休（年末年始を除く）

アクセス｜東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A9出口から徒歩5分、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」5番出口から徒歩1分、JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」京橋口改札から徒歩5分

2023年3月にリニューアルオープンした、東京にあるもう一つの福井県アンテナショップ「ふくい南青山291」では、食と仕事の側面から福井県と繋がることができます。

1階の「Cultive291（カルティブ291）」は、カフェスペースです。福井のブランド米「いちほまれ」を使ったおにぎりや福井県の特産品を使用したライスバーガーなどのメニューが楽しめます。一部のスペースでは福井のお土産品や地酒・工芸品が販売されている他、福井県にまつわるイベントも開催されています。

2階の「Connect291（コネクト291）」は、コワーキングスペースおよびシェアオフィスです。福井県内の企業と首都圏のクリエイターがコラボして新商品開発などを行う拠点となっています。

是非、カフェでカジュアルに福井の食を楽しみたい方や、ビジネスで福井と結び付きを持ちたい方は「ふくい南青山291」をチェックしてみてください！

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【ふくい南青山291】

住所｜東京都港区南青山5丁目4-41 グラッセリア青山内

TEL｜〈Cultive291〉 03-5778-0291、〈Connect291〉 03-5778-0290

営業時間｜〈Cultive291〉9：00〜21：00 （フード L.O.20：15／ドリンク L.O.20：30）、〈Connect291〉9：00〜21：00

定休日｜不定休（年末年始を除く）

アクセス｜東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道駅」B3出口より徒歩4分