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さて、まずは、JR越前大野駅の目の前、徒歩1分の距離にある「麺屋ぜん」。

雰囲気のあるこぢんまりとした木造平屋の店構えで、カウンターは4席であとは座敷席が複数。

こちらでオススメしたいのが「塩梅ラーメン」。「ん？読み方はあんばいラーメン、、？」と思ったあなたは国語力が高いですね。でもそのまま、しおうめらーめんが正解のようですハイ。その名の通り、美しく透き通った鶏清湯の塩ラーメンに福井の名産の梅干しが乗っています(種はとってあります)。

白髪ネギと大葉、海苔、しっかり目の硬さのチャーシュー、そしてワサビがトッピングされています。お茶漬け感覚でサラサラいけちゃうあっさりを極めたラーメンなんです。

でも旨みや塩味が薄いわけではなく絶妙なバランスで、くどくないのにコクはしっかり感じます。

細いストレート麺に時々わさびを蕎麦を食べる時のようにちょっとずつ付けて食べるのも乙。わさびはスープに溶かすと風味も飛ぶしスープ全体が味が変わるので個人的には麺に都度ちょい乗せが好きです。その合間に梅を齧りつつ、あっさりあっさり、最後まで麺と具を粛々と食べすすめます。

チャーシューはトロトロ系ではなく脂身のほぼない味のしっかりした硬め系。あっさりしたラーメンの箸休めにちょっとずつ齧りつつ、また麺に戻りまたチャーシューひと齧りが個人的には好きです。

麺を食べて残ったスープはそのまま飲み干してもいいんですが、ここで白飯を投入してまさにお茶漬けのように締めにサラサラやるのがまた美味しいのでぜひやってみてください！

越前大野駅は越美北線の終着駅である九頭竜湖駅へ向かう途中にあるので、その流れで寄ってみるのもどうでしょうか？

福井では、なぜだか若鶏より親鶏が人気。明確な理由や由来はないみたいなんですが、福井で有名な焼き鳥店「秋吉」でも、親鶏は大人気。若鶏と比べ、硬いものの肉のうまみはもちろん皮から出る脂が本当に美味しい。そういう親鶏の炭火炙りを乗せた鶏の旨味をスープでも肉でもこれでもかと味わえるのが、麵屋虜とりこさんの「ひね炙り鶏白湯」。

醤油スープのひね炙りのせなどもあるのですが、今回はライターが個人的に好きな鶏白湯にフォーカスしてご紹介です。

まず漂ってくるのは炭火の香ばしい匂い。あぶった際に焦げた脂の匂いも合わさり、スープにも溶けだしています。親鶏の特徴としては、硬い、でも噛めば噛むほどに旨味が感じられる、ってことだと個人的に思ってます。ぜひかみしめてほしい。そして、スープも鶏、魚介、昆布の旨味を感じる白濁した黄金色。

店長の黒木さん曰く「濃厚で鶏の旨味が凝縮された最後の一滴まで飲み干したくなる一杯です。」とのこと。まさにその通り！と言いたくなる濃厚さ。飲み干せます。というか飲み干さずにいられません。

化学調味料を一切使用していないという点でも、どなたでも安心して飲み干せるでしょう。

坂井市の通称「空港道路」沿いにあって、アクセスしやすいのもポイント！福井市から東尋坊へ行くときに寄りやすい立地ですね！

越前市に本店と、福井の鯖江市に別邸、それから福井市内にログハウス店を展開してる「鶏っぷ」。ライターはログハウス店のすぐ近くに住んでいてよく行くお店です。

というのも、こちらの鶏白湯はスープがうまみがすごくて飲み干さずにはいられない絶品ラーメンだから。塩味は薄めで、泡立ててあるスープがまろやか。鶏の旨味をしっかり感じるのにしつこくないのが凄い。個人的に辛いのが好きなので唐辛子がかかったバージョンを頼んだけど、それはそれでうまいものの鶏の旨味を感じたいならそのままがいいかもしれないです。

麺は北海道の製粉会社(横山製粉)と共同開発した、北海道産100%の鶏っぷ専用粉を使って毎朝製麺しているそう。そして、こちらの名物「替え玉」ならぬ「和え玉」は煮干し粉とだしがかかった（＋ちょっとチャーシュー入ってる）結構なボリュームの麺で、そのまま食べて良し、つけ麺ぽくしても良し、そのまま投入しても良しで後半の味変＋ボリュームアップができて最高！　

大盛りにしつつ和え玉すると、もうお腹がはちきれんばかりの満足感が得られること請け合いです。チーズリゾットのオプションもあって、とにかくいろんな食べ方のバリエーションがあって、何度行っても飽きない。初めての方は普通盛り＋和え玉で様子見るのがオススメかも？　

四川料理といえば辛い料理で有名ですよね？辛いが唐辛子の辛さだけでなく実は麻味 （シビれる）と辣味 （唐辛子的な辛い）の二つで構成されているのが四川料理の特徴です。シビれは花椒（ホワジャオ：中国の山椒）によるもの。慣れるとこのシビれなしでは、物足りなくなるくらいです。

こちらは、本場の中華料理が味わえるお店で、メニューの中に担々麺もあります。でもって、これがまぁ辛い！シビれる！普通の担々麺もあるけど、特製担々麺のはめちゃくちゃ辛く、さらにプラス料金で地獄辛も選べる激辛好きにはたまらないレベル設定アリ。

肉もゴロゴロしてて噛み応え食べ応え・旨味があり、焦しネギの香ばしさと、花椒の香りと痺れが日本の担々麺とは大きく違う感じで、ときどき無性に食べたくなるのです。そして、ホワジャオの入った料理食べた後に水を飲むと、、なんと甘く感じるのです。舌の痺れがまた心地よいのも、くせになる要因かも？

ちなみに、こちらの特製四川麻婆豆腐もめちゃくちゃ辛くて旨い。豆腐の角が立っていて、麻婆用の専用豆腐をさらに湯通しして固く下処理してあるのではないかと、、とにかく本格的な中華の一端を味わえるので、ライター、本気でオススメです。

今回は4店舗をピックアップしました！

また機会があれば、他にもご紹介したいお店が福井に山ほどあります！（敦賀は屋台ラーメンもあるし、武生の中華そばも美味しいし、居酒屋系で美味しいラーメンやってるところもあるし、、、）

ぜひ福井にお越しの際は、ラーメンも堪能してみてくださいね！