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福井県庁前に設置されたお城フェスのエントランス。

今回のお城フェスは県庁横にある福井市中央公園とザ・グランユアーズフクイで開催されました。

因みに、みなさん福井県庁がどこにあるかご存知ですか？江戸時代にその藩を治めていた城跡近くに現代の県庁が置かれているのは各都市でよく見られる光景ですが、福井県庁はなんと福井城が存在していた石垣の上に天守のごとく建っているんです。

福井県庁の場所はこちら 

福井城を建てた徳川家康公の次男・結城秀康公にもご挨拶も済んだところで、早速広場の体験ブースへ行ってみます。

まず目に入ったのは越前和紙体験のコーナー。

福井の代表的な伝統工芸といえば越前和紙ですが、こちらの体験コーナーではハガキ大の和紙を２枚作ることができそこに御城印を書いてもらえるのだとか。

人生初の紙漉き体験！数回枠を揺らしたら土台は出来上がり。

そこにクッキー型を置いて色をつけていきます。

月にいるウサギをイメージました。この体験、子供もできるようにシンプルな作業になっているのですが、実際やってみると大人の方が色々凝って時間を長く使ってしまう感じ…とっても楽しかったです！

なかなか可愛くできたかも。乾くまで少し時間がかかるようでその間に他のブースを周ることに。出来上がりが楽しみ！

さて、次に訪れたのは御廊下橋の横で開催されていたお堀の船巡り！

ボランティアガイドの方も一緒に船に乗って福井の歴史について解説してくれる歴史好きには堪らないコーナー。

最初はグラグラして不安だったボートも出発したら安定してきて楽しく解説が聞けました。 

約２万５千個の石垣を間近で見られてわくわく。布積みって初めて聞きました！

私の出身の東京にある旧江戸城の石垣は伊豆など遠方から運ばれて築かれていて、そういうイメージが強かったのですが、すぐ近くの足羽山から石を採掘してきたというのが新鮮で興味深かったです。

お堀の外側からは拝めない刻印も見ることができて大満足でした。

こちらは福井城天守台の上にある「福の井」と呼ばれる井戸。

北ノ庄城と呼ばれていたこのお城の築城当時からあり、3代藩主が改名した際に福の井と呼ばれる井戸が天守の横にあったことから福井とされたという説もあるのだとか。

覗いてみるとなかなか深くて、縄も重くて気を抜いたらそのまま引っ張られて落ちそう！

こんなに重いものを使って当時の人は日常生活をおくっていたかと思うと感慨深いですね。

ひと仕事（仕事？）終えたあとは福井のお茶を振舞ってもらいました。美味しい〜。

他にも大人も子供も楽しめる体験ブースがたくさん。

こちらは手裏剣体験なのですが、思っていた何倍も手裏剣って重い！

かなり上を狙っていかないと的には当たりません。

一乗谷朝倉氏遺跡博物館の協力で土器パズルのブースもあってお子様達に大人気でした。 

火縄銃体験コーナーには戦国時代から抜け出てきたような手練れっぽい人々が…！！

こちらも一発だけ命中させることができました。

子供のように楽しんでいるうちに先ほど漉いた和紙の出来上がりの時間に。

引き取りに行きましょう！

出来上がったオリジナルポストカードはこんな感じ！

ウサギの色を濃くしたいがためにたくさん色を乗せたら耳が潰れてしまったぁ。何事もほどほどにですね…

全国各地のお城の出店ブースが広場前のザ・グランユアーズフクイに集まっていて、そちらで御城印がもらえるということで移動します。

このように参加しているお城の地域PRや本当は現地でしかもらえない御城印をもらえたりとお城ガチ勢の方々はどうやらこちらに集結している様子。皆さん各々の推し城のTシャツを着ていたりして熱気が伝わってきます。 

福井城のブースで無事オリジナル御城印をゲット♪

この手作り感！いいですね！！笑

越前大野城のブースでは兜をかぶせてもらって金森長近とツーショット！刀の持ち方が全然様になってない！すぐ負けそう！！ 

同時開催されていた一乗谷文化祭と丸岡城のお城EXPOのスタンプラリーもやっていました。来年は全部周ってみたいなぁ。

最後に見たのがヒーローショー。恥ずかしながらこの日まで存じ上げなかったのですが、こちらは敦賀が誇る名武将大谷吉継をモデルにしたギョーブ。刑部小輔という役職からとった名前なんだとか。皆さんアクションがとっても上手で楽しめました！