【実録】夏の「芝政ワールド」ナイトプールがパリピじゃなくても最高すぎた(前編)
日本最大級のリゾートプール、芝政ワールドを実際に楽しんできた30代のリアルな体験記をお送りします。
ちりり
ディープな福井を愛する独身アラサー。
趣味・特技:ひとり食べ歩き飲み歩き
主な生息地:片町のスナック
あっと驚く福井の新発見を、一緒に楽しみましょう!
パリピでもビキニでもないけれど「芝政ワールド」に行ってみた
※これは、30代の筆者が芝政ワールドを体験した、ひと夏のノンフィクション旅行記です。
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それはある暑い夏の日のこと。
私はワクワクと不安の入り混じった気持ちで、四半世紀ぶりにそこに降り立った。
ゆるやかな水平線を描くどこまでも青い日本海。その眼前にそびえるのは、昔のWindowsのスクリーンセーバーの如く入り組む巨大スライダー群、そして南国リゾートを思わせるトロピカルなプール、はじける子どもたちの歓声。
そう、ここは日本最大級のリゾートテーマパーク「芝政ワールド」である。
子どもの頃、夏休みに芝政ワールドに連れてきてもらうのが嬉しくて嬉しくてたまらなかった。しかし独り身30代となった今、芝政は私にとって遠い存在になってしまっていた。
できることなら私もキラキラ女子みたいにスライダーではしゃいで、ナイトプールで映えてる写真を撮ってみたい。しかしもうひとりの私がささやく。カップル、パリピ、子ども連れでにぎわう芝政ワールドに、ワガママボディに見て見ぬふりをしてきた30代独身の居場所などあるのだろうか、と・・・。
しかし、それは全くの杞憂であった。これはパリピでもなくカップルでも子ども連れでもない普通の30代が送る、ノンフィクション芝政ワールド体験記である。
「芝政ワールド」には乗り合わせでGO
パリピとは縁遠い私は、同じくパリピではない3人の友人(いずれもオーバー30)を召喚し、果敢にもハイシーズンの芝政ワールドへと向かった。大きなゲートをくぐり、パスポートのリストバンドを手首に巻くと、どんどん近づく巨大スライダーやプールへの高揚感が高まってくる。
広大な敷地に駐車場は十分に確保されているものの、一刻も早くGo to プールするには乗り合わせで来るのがよいだろう。
「芝政ワールド」は更衣室もワールド級
まずは更衣室へ。車の中で汗だくになりながら浮き輪を膨らませた私の目に飛び込んできたのは、エアーサービスコーナーで悠々と空気を入れる大学生たちであった。皆さんはぜひこれを利用してほしい。
世界最大の更衣室じゃないかと思えるほど広々した巨大更衣室で、荷物をロッカーにしまい、水着に着替える。個別に区切られた試着室のようなブースがたくさんあるので、子ども連れはもちろん、どうしても誰にも見られず着替えたい私のような人間でも安心して着替えることができる。
さて、プールに行く前に気をつけたいのが貴重品の扱いだ。芝政の新しい名物「ザ・モンスタースライダー」「ザ・モンスターウイング」は一回につき別途500円/人が必要になる。またプールでは様々なフード・ドリンクも楽しめるので、プールには現金を忘れず持っていこう。
「芝政ワールド」にビーチが出現!?波の出るプール
さて、いよいよプールへ!おずおずとプールサイドを彷徨う私たちが最初に降り立ったのは、白い砂浜、青い海さながらの波の出るプール、カリビアンビーチだ。みんなプールサイド・・・いやビーチサイドにテントを張っているではないか。皆さんはぜひ持参してほしい。
プールへ進んでゆくと、柔らかなさざ波が私たちを迎えてくれる。プールの中はお盆を楽しむ家族連れやカップルたちで賑わっているが、さながら海のごとく広いプールでは、人混みは全く気にならない。私たちはさっそく波打ち際に腰をおろし、うん十年ぶりの芝政の水の感触を楽しむ。
プカプカ沖の方へ泳いでいくと、監視員のお兄さんが「みんなで記念写真を撮ってあげるよ!」と気さくに声をかけてくれた。満面の笑顔で写真にうつった私たち。あれ?私たちもう、芝政ワールドを楽しめてしまっているではないか・・・!
聞くと野球のグラウンドぐらいの広さがあり、水深は0cm~140cmで浅瀬なら赤ちゃんでも遊べるそうだ。
波打ち際でぼーっと波を感じているもよし、沖で波に揺られているもよし、このプールでの過ごし方は無限大。
「芝政ワールド」のグルメでレジャー感を満喫
芝政ワールドは、グルメの豊富さも魅力のひとつ。プールサイドには選びきれないほどお店があり、私たちは手分けして食べたいものを買い集めることにした。
あっつあつの出来たてグルメにキンキンに冷えたドリンクで、夏のレジャー気分はさらに盛り上がる。
「芝政ワールド」には室内プールも
芝政ワールドには室内プール「アマゾン」もあって、温水なので雨の日や寒い日でも安心。
流れるプールやスライダー、子ども用の浅いプールもあり、比較的空いているので、休憩がてらゆっくりしたい時にもぴったりだ。
ただのプールではなくまさにアマゾン風の凝ったつくりで、外から差し込む光で幻想的な写真を撮ることができた。
どうなる、ノンパリピがゆく「芝政ワールド」
さて、ここまででも十分芝政ワールドを満喫している私たちであるが、後半の記事では芝政ワールドに新しく登場したモンスター級のスライダーとナイトプールののリアルなレポートをお届けしよう。