「若狭佳日」リュクスな宿で味わう御食国若狭小浜ガストロノミー
2023年8月4日に福井県小浜市にグランドオープンした御食国若狭小浜の海・食・文化を堪能できる旅館「若狭佳日」。そんな「若狭佳日」をふく旅ライターが宿泊レポートをお届けします!
桜子
福井でみつけた美味しいもの、きれいなもの、四季の移り変わりの楽しみなどを発信します。
好きなこと/温泉めぐり、花、和楽器の演奏/
「本物」に出会う旅。御食国若狭小浜でマストな宿「若狭佳日」とは
その土地でしか味わえない「食」や「文化」に心がうちふるえるような、「本物」に出会う旅がしたい。
そんな旅の舞台にふさわしい感性を刺激する宿「若狭佳日(わかさかじつ)」が、2023年8月4日、福井県小浜市阿納(あのう)の海岸沿いに、全館グランドオープンしました。
全13室のプライベートな客室。2023年5月にオープンしたスイートルームの【離れ】と【別館】に加え、8月4日からは若狭湾が一体となって見えるインフニティバスが特徴の【外湯「湯処 内外海】と【本館】が加えられます。
今回、【離れ(スイート)】に宿泊した「ふく旅ライター」が、素直な感想とともに、「若狭佳日」の魅力を、お伝えしていきたいと思います!これからの宿泊の参考にお役立ていただけたら嬉しいです。
※2023年6月取材時の情報なので、最新の情報は若狭佳日様のウェブサイトまたは、公式Instagramにて、ご確認もしくは直接、宿にお問い合わせください。
「若狭佳日」のコンセプトは、”若狭の自然、食、人が重なり合い、紡ぐ、佳き日”です。
この建物は、かつては阿納集落のシンボルともいえる老舗旅館でした。集落の方々の、地域活性を図り、未来へつなぎたいという想いを受け、リノベーションプロジェクトとして新しく再生。
若狭小浜の歴史を語るうえで欠かせないキーワードである「御食国」(みけつくに)としての歴史。いにしえの時代、神につかえ天皇に捧げる海の幸や塩を献上。そしてその後も、海と都をつなぐ「鯖街道」の起点として、多くの人や文化が交流、街道をたどる食材は「若狭もの」として、珍重されました。そんな風土や食文化、地域の魅力を体感していただくことをめざされているそうです。
御食国若狭小浜の紡ぎ出す、海、食、文化のストーリーは、時空を超えて、未来に繋がっているのですね。
「美食の国」御食国若狭小浜を支えてきた豊かな若狭湾の恵み。
リアス式海岸の日本海のくびれ部分にあたる若狭湾沖は、暖流と寒流がぶつかるため、両方の海流の魚が集まり、エサのプランクトンも豊富な漁場。スタッフの方のお話によると、豊かな森林から湧き出る水が海に流れ込むことも、海の潤いの要因のひとつだそうです。
豊かな若狭の風土から受け継がれてきた、現地でこそ味わえる食の醍醐味。その先にある、御食国若狭小浜のガストロノミーを、「若狭佳日」で体感してみませんか?
【魅力1】美しい日本建築とモダンな魅力がとけあって
「若狭佳日」は、江戸時代の庄屋でもあり、かつては阿納地区いちばんの旅館でもあった風格のある建物をリノベーション。
クラシカルな面影と、モダンな空間がとけあう温かみのある空間が素敵です。
「ラウンジ凪」として使われている蔵も、そのひとつ。美しいライブラリーのような落ち着いた空間はメゾネットで、隠れ家のような雰囲気です。
【魅力2】阿納海水浴場まで徒歩0分!プライベートビーチ感覚で穏やかな海を楽しんで
JR小浜駅、小浜ICともに車で10分という良好なアクセスながら、ビーチまで徒歩0分の「若狭佳日」。
水がきれいでお子様にも安心な「阿納海水浴場」が、プライベートビーチのように、建物の眼前に広がっています!海で遊んだあとは、客室に入る前、すぐに砂を落とせるシャワー室も外に完備。
オーシャンビューの「外湯」を楽しんだり、波打ち際の砂浜をお散歩してみたり、自由にくつろげるテラスで、刻々と変わる空や海の色を眺めたり。夏の余韻を楽しめる贅沢な時間が過ごせますね。
【魅力3】フルスクリーンの若狭湾をひとりじめ/絶景スイート
若狭佳日のスイートルームにあたる【離れ】は3室、どのお部屋もすべてオーシャンビューの半露天風呂つき。東向きなので、朝日が昇る瞬間に立ち会える、とても癒される空間になっています。
阿納の自然が主役となるような、木の温かみを感じる、シックできりっとした空間です。
今回は、【離れ】絶景スイート/オーシャンビュー/半露天風呂つき(201号室)に宿泊しました。
素敵!!二階がワンフロア貸し切りという贅沢な作り。壁いっぱいの窓の先には、優しく穏やかな若狭湾。揺れるさざ波、まるでフルスクリーンの映画のようです。
若狭湾と樹齢100年を超える老松を借景に、刻々と移り変わる小浜ブルー。ずっと眺めていても、飽きることがありません。
小上がりがあり、真新しい畳の香りも気持ち良いです。手足を伸ばしてのびのび。随所にある机のようなカウンターで、何か書き物をしたり、PCを広げてお仕事をするなど、思索タイムもはかどりそう!!
SDGSの観点から、プラスチック製品をなるべく使っていないそうです。
アメニティを入れる器も竹かご。歯ブラシも持ち手が竹だったりなど、心地よく丁寧な暮らし方を思い起こさせてくれます。
アメニティのシャンプーとリンスやハンドウオッシュは、植物の力でやさしく髪や肌をケアできるLEAF&BOTANICS。香りが良く、優しい使い心地に癒されました。
若狭の名水、瓜破の水でオーガニック珈琲を入れて、若狭のカレイのサブレなどをいただきながら、ソファでのんびり。
【魅力4】御食国若狭小浜の健やかな森林の空気感/「ダイニング膳」
静かな海辺と樹齢百年の松の木が窓いっぱいに広がる「ダイニング膳」にて、夕食と朝食がいただけます。
どの席からも、若狭湾とテラスの風情を楽しめるように、建築家の魚谷繁礼さんの繊細なこだわりが詰まっています。天井も床もテーブルも、上質な国産材が使われ、ここに座っているだけで、健やかな木が放つマイナスイオンに包まれそう!ダイニングテーブルは、小浜市の地元の家具工房でのオーダーメイドです。
【魅力5】高級魚「甘鯛」!御食国若狭小浜のストーリー
本日のディナーは、「若狭の松竹梅」という雅な名前のお料理。4月から9月までは「若狭ぐじ」、10月から3月は「ふぐ」のコースになります。お料理のひとつひとつに、御食国若狭小浜にちなんだドラマチックなタイトルがつけられたお品書きがあり、これからテーブルの上で繰り広げられるストーリーに、一段と期待が高まります!!!
なぜ「松竹梅」と名付けられているのでしょうか?出てくる献立の中に、「松・竹・梅」にちなんだ素材が隠れているからだそうです。どこにあるかは、滞在時のお楽しみにしてくださいね。
中村一寛料理長に、お料理のこだわりポイントを伺わせていただきました。
「お客さまに、来てよかったと満足していただけるように、掘り下げたお料理を心がけています。」と中村一寛料理長。
舌のこえた京都の人々をうならせ、都の食を支えてきた「若狭の美物(わかさのうましもの)」の伝統を、現代に受け継ぎ、「若狭佳日」のお料理として表現するため、献立は「鯖街道をスタートとして、京都を終着駅として、食材が京都に行くと、こういうお料理に変わるんじゃないか」ということをイメージして作っていらっしゃるそうです。
美味しさを活かすための要となるのは下味。
「下味があるから、美味しい甘鯛が生きてくる」と、昆布やかつおぶしも最高級のものを何種類もブレンドしたり、ひと塩するのも、ちょうどよく回るタイミングを見極めたり、繊細に手をかける下ごしらえの基本ベースに、ひと手間もふた手間もかけて大切にされていらっしゃるそうです。
◆御食国づくしで始まる和食のコース
まずは前菜。
季節の発酵ジュース(林檎など)や、「あなごの醤油焼」、「小鯛の笹漬け」、小浜市の内外海(うちとみ)の田烏(たがらす)地域でしか作っていない「鯖のへしこのなれずし」から始まります!赤く見えるのは、小浜産の野菜の「色大根」を使った赤い大根おろしだそうです。
◆小浜よっぱらいサバ寿司と甘鯛の潮汁~鯖街道
そして、小浜のブランド鯖「小浜よっぱらいサバ」の鯖ずしと、甘鯛のおかしらの潮汁が続きます。京都の松井酒造の酒粕で大切に育てられた「小浜よっぱらいサバ」は、どんなお料理にも合うそうです。鯖のくせもなく、こっくりとでも澄みきった味の酔っ払い鯖の美味しさに、大事に育てられてきた鯖を実感。昼間に訪ねた「鯖街道ミュージアム」での、「鯖街道」の歴史を思い出しながら味わいました。
越前和紙のテーブルマットに箸置きは、小浜の南川が若狭湾に流れ込む河口の石。お箸は若狭塗り箸で、伝統工芸士の古井さんの作品です。
◆若狭湾がお皿に~今日の海
「若狭佳日」で供されるお刺身は、普通のお刺身ではありません。あまーい、美味しーい!幸せ!!
こんなに、たおやかな味わいのお刺身をいただいたのは初めて!すごく感激、若狭湾でとれるお魚の豊饒さにも驚きました。
1.旬の時期、若狭湾で水揚げされた地の新鮮なお魚ばかり。
日によってお刺身の内容は変わるそうですが、アマダイ、若狭マハタなどの福井のブランド高級魚や、剣先イカ、赤イカ、タコなど、地元の阿納の漁師さんから直接買い付けた、選りすぐりの美味しいお魚ばかり。
2.刺身をつける「たれ」」にもこだわり
薄塩をあてているので、まずは何もつけず、お魚本来の味を楽しむのが、おすすめの食べ方だそうです。そのあとは、特製の出汁醤油や、小浜の老舗酢店の「とば屋酢店」さんの二杯酢と一緒に。
3.料理長秘伝の「熟成刺身」
その日に水揚げされたまま、さっと美味しい状態で出す場合も多いそうですが、素材によっては「熟成刺身」で、さらに旨味をアップさせ、しっとりと、さらに美味しくさせているそうです。鮮度の良い状態を塩かげんでなじませて、時期を見極めて美味しい状態でいただく「熟成刺身」は、若狭佳日ならでは。「塩づかい」の匠の技に、いにしえの時代、お魚に塩をして京都に運び、食通をうならせた「若狭もの」と呼ばれる若狭のお魚の加工技術の高さの伝統を感じます。
中村料理長の、繊細な心配り、目配りと、目利きの職人技の逸品なのです。
◆甘鯛がはんなり~京のハレの日
美しい越前塗のお椀のふたを、そっと開けると、ハレの日らしく、一回降り塩をした花形のアマダイの酒蒸しが昆布の上に、京都の白味噌仕立て。はんなり、心が晴れてくるような、心のこもったお料理でした。
◆甘鯛の松笠揚げ~佳日の松
甘鯛を高温で揚げると、ウロコが逆立つことで、松ぼっくりの形状に似ていることを活かした松笠揚げも、パリッと香ばしく上品な味わいです。アルコールやソフトドリンクも多彩に選べます。「鯖街道」をテーマに、滋賀の地酒との飲み比べもできます。
◆御食国若狭小浜の美味の最高峰~極上の若狭焼
そして、ついに!!御食国の時代から、和の最高級食材として知られていた高級魚「若狭ぐじ」の登場です。若狭ぐじの和名はアカアマダイ。
8月から12月ごろが旬のアカアマダイですが、身体に傷をつけないような「延縄式」や釣りで漁獲され、鮮度を保つために、海から港まで独自の方法で丁重に運ばれ、一尾一尾丹念に検品され、重さが500グラム以上で、鮮度が良く、姿が美しいという厳しい基準をクリアしたものだけが、「若狭ぐじ」と呼ばれるそうです。
まさに、「若狭ぐじ」は、お魚界のキングオブキング!女王!なのです。
うろこをつけたまま、背びらきにした若狭焼をいただくのは初めて。ぱりぱり皮も香ばしく、香りよく、口のなかでほわっとほどける上品な白身のうまみと甘み。あまりの美味しさと感激に、しばらく言葉が出ません。
素材の美味しさも、もちろんですが、料理長特製の独自のタレを、若狭焼にかけているのも、若狭佳日だけの美味しさの秘密。独自のタレとは・・小浜の地酒、小浜酒造の「純米酒わかさ」をベースに、料理長特選の塩麹をうなぎのタレのように継ぎ足し、熟成させたもの。ぜひ、ここだけの美味しさを、味わってみてくださいね。
◆おかわりは贅沢に若狭ぐじ茶漬け~源流
土鍋で炊かれた白いごはんと香の物です。松永地区という、若狭湾の源流に近い、非常に水が清らかな場所で育てられたお米を使っていることから、この名前がつきました。つやつや、ふっくら、ほんのり。美味しさをかみしめたあとの二杯目は、若狭焼のぐじと、たっぷりのワサビや海苔や葱の薬味とともに、お洒落にお茶漬けも。
こんなに丁寧に作ってくださった、美味しいお料理をいただけて、満たされた気持ちです。
◆デザートは引き潮
デザートのことを、「引き潮」と名付けるなんて、詩的なネーミングにまたまたぐっときてしまいます。日本三大葛の一つと言われる「熊川宿」の葛がムース状に使われたデザート。もちもち、つるんとやさしく余韻のある味わいです。
コースを終え、つくづく若狭には美味しいものがたくさんあることを実感、お料理を心から堪能いたしました。同時に、お料理を作ってくださった中村料理長はじめ、野菜を育ててくださっている農家さんや、お魚をとってきてくださる漁師さんの地道ないとなみや、「若狭のうましもの」の火を次世代につなぐ誇りを感じました。
【魅力6】朝日が昇る瞬間に立ち会えるチルなひととき
そして就寝。
午前4時ごろから、うっすらと空と海に赤みがさしてきました。どこまでも穏やかな水平線。少しずつ、姿をあらわす朝日の一期一会の風景は、時間を忘れていつまでも眺めていたくなります。
朝日が差し込む光を浴びながら、お部屋の半露天風呂に入浴も、おすすめです。大自然からのパワーをたくさんチャージできますね!
【魅力7】シーカヤックや釣りのアクティビティも!
朝食前の散策。どこかノスタルジックで懐かしい風景の漁村。美しい空気と海辺には、朝釣りをする人の姿もみかけることができます。徒歩圏内で、シーカヤックのできる「阿納バトラーズクラブ」や、釣り堀で釣った真鯛をバーベキューにできる「ブルーパーク阿納」もあります。ゆったりと過ごすのもよし、さまざまな体験でアクティブにも、過ごせます。
【魅力8】美しい海の眺めに癒される、特別な「朝ごはん」
目にも美しくずらりと並べられた、地元産の食材にこだわったお料理の数々。小浜市内の有名な湧き水「雲城水」を使った汲み上げ豆腐は、すっきり、なめらかな口当たり。知る人ぞ知る小浜の田島のへしこ名人、角野さんのへしこ炙りも。小浜や若狭の土地の恵みの名品が食べ応えもたっぷり。若狭おばまのブランド魚「若狭ガレイ」のきめの細かい上品な白身もおすすめ。
- 若狭佳日スタッフ
- お米は、松永六感で育てているコシヒカリを、土鍋で炊いています。おかわりもぜひどうぞ!
【魅力9】温かいホスピタリティ
「若狭佳日」をプロデュースされた、小浜でまちの暮らしや観光を作り続ける「株式会社まちづくり小浜」の代表取締役の御子柴(みこしば)さんと、スタッフの西本さんにお話しをお聞きしました。
御子柴さん
御食国若狭小浜の歴史・文化は素晴らしいものがあると思いますので、魅力や価値をしっかりとお伝えしていきたいです。料理には特に、こだわりを持っています。
料理もそうですが、荒れない日本海はこの若狭の海だけ。景観も含め、ここでしか味わえないものを、お届けしたいと思っています。
西本さん
お客さまにとって、滞在が記念日のように特別な「佳き日」となるように、小浜でいちばんの宿を目指しています。
のれんの色は、社長の御子柴(みこしば)が、小浜の海の色がとりわけ好きで「若狭佳日」のテーマカラーとして、この色を選びました。美しい小浜の海のなかでも、阿納の海はトップクラスの透明度。波や風の音が心をほぐす渚を、ぜひ歩いてみて欲しいですね。
「若狭佳日」から好アクセス。「御食国」「鯖街道」の食文化に触れることのできるスポット6選
◆「とば屋酢店」◆
「お酢は、”酒から作る”と漢字で書くように、お酒を発酵させてできるんです」と、お話くださるのは、創業300余年の老舗の「とば屋酢店」の代表取締役社長 中野貴之さん。
若狭佳日」のお刺身のタレにも使われていた、あのまろやかで純なお酢。社長の足元にある保温のために敷き詰められたもみ殻の中にあるのは、ただいまお酢を発酵中の大きな仕込み壺です。創業当時から伝承されている、もみ殻を敷き詰めて壺を保温して発酵させるお酢づくりは全国でもほんとうに希少価値の高い製法なのだそうです。
◆小浜市鯖街道ミュージアム
鯖をテーマに、小浜の歴史を紹介!語り部のガイドさんがいらっしゃって、解説をしてくださいます。
◆道の駅若狭おばま
2023年3月31日にリニューアルオープン。小浜の海・里・まち・食・文化をつなぐ小浜の観光のゲートウェイです。「鯖街道ワンダーランド」と名付けてあるように、レイアウトも楽しく、宝島という感じです。地元のお魚や野菜、名産品やオリジナル商品も多数取り揃えています。喜ばれるお土産屋やお気に入りの品が、きっと見つかると思います
◆和久里のごはんやおくどさん
道の駅若狭おばまの敷地内にあり、地元食材を90パーセント使っており、セルフサービス方式で、「おくどさん」で炊いた美味しいお米や、地元の食材を使った定食をいただけます。お値段もリーズナブルで美味しく、店内も広くてオススメです。
◆雲城水(うんじょうすい)
「若狭佳日」の朝ごはんの「くみあげ豆腐」にも使われていた名水です。小浜市の一番町にあり、名水が湧き出ています。
◆御食国若狭おばま食文化館
若狭おばまの伝統や食文化を伝えています。一階のミュージアムは若狭小浜の食文化が詳しく学べ、キッチンスタジオで郷土料理体験ができます(日にちやメニューはウェブサイトでご確認ください)二階は若狭おばまの四つの伝統工芸(若狭めのう細工・若狭塗・若狭和紙・若狭かわら)に触れる体験メニューがあったり、匠の工芸品を購入することもできます。