金津創作の森美術館で優雅にぷるっぷるパンケーキを頬張る休日「森のキッチン・エフ」
キラキラと揺れる木漏れ日が美しい昼下がり、目にも美しいスイーツを味わいながらティータイムを楽しむ・・・
そんな理想の休日、実は思いの外お手軽に叶っちゃいますよ。
ちりり
ディープな福井を愛する独身アラサー。
趣味・特技:ひとり食べ歩き飲み歩き
主な生息地:片町のスナック
あっと驚く福井の新発見を、一緒に楽しみましょう!
あわらのお気に入りスポットはどこかと聞かれたら
わたしは間違いなく「金津創作の森美術館」と答える。
美術館なのだが、「森」というだけあって、森の中にある。というか森と一体化している。
初めて来る人はちょっと不安になるかもしれない。周りはただただ森や田畑が広がる場所だ。
「創作の森」に入り木立を進んでゆくと、そこでは小川が流れ、大きな池が水を湛え、芸術作品たちが自然と共生している。
はあ、こんな異空間でハイセンスな場所が近所にあるなんて。
そしてこの「金津創作の森美術館」のカフェレストラン「森のキッチン・エフ」が、また素敵な場所なのだ。
創作の森にあるだけあって「創作」が楽しすぎる
「森のキッチン・エフ」の何が好きかって、まずはこの美しい森の中でお食事やティータイムを楽しめるというのがもう、他のレストランとかカフェにはない贅沢と言えるだろう。
一面ガラス張りの森の大スクリーンを目の前に、太陽の光を受けてキラキラ輝く緑を眺めながら美味しいものをいただく贅沢な時間だ。
ちゃんと森の中にアートが隠れているのをお見逃しなく。
そしてお食事は地元食材を活かしたものばかり。
あわらや福井に馴染み深い食材たちが、ヨソイキ風に綺麗におめかしされている。
見た目にうっとりするだけでなく、味も間違いない。
そしてここのなにがウキウキするかって、美術館の企画展とメニューのコラボが楽しめるところだ。
展示を見てからここに来れば、「このスイーツってさっき見たあれがモチーフになってるよね!」「このお皿あのアーティストさんの絵柄のやつだ!」と美味しい料理がさらに美味しく楽しくなるに違いない。
パンケーキ嫌いがパンケーキ好きになる魔性のパンケーキ
さ〜て、ではオーダーしちゃいますか、
あの伝説のパンケーキを。
見て見てこのプルップルパンケーキ!
実は私、もともとパンケーキが苦手なのだが、このパンケーキを食べてその概念を覆された。
パンケーキってパサパサしてデロデロに甘くて食べきるのに相当の気合を要するイメージだったのだが、ここのパンケーキはむしろ全部真逆だ。
めちゃくちゃ潤っていて、ふわっふわしっとりで、甘さが絶妙で、フルーツが贅沢に乗っていて、こんなに大きいのにペロッと食べれてしまう。
ふわふわとしっとりが両立できる食べ物はそうそうないと思う。
このとろっとろの生クリームと一緒に頬張ると、口の中で溶けていくような感覚。
気づけばあっという間になくなってしまうのだ。
静かで心躍る森の中で過ごす休日
美味しいお茶とスイーツをいただいたあとは、温かい陽の光が差し込む森を散歩して帰ろう。
自然の空気を胸いっぱいに吸い込んで、鳥の声に耳をすます・・・な〜んと贅沢な休日だろう。
たまには日頃の喧騒を忘れて、森の中で美味しいスイーツとともにリラックスする休日はいかがだろうか。