【鉄オタが推す】本当は教えたくない「TEA GARDEN 森のめぐみ」ローカル線が真横を走る森のカフェ!
福井にえちぜん鉄道っていうローカル線があるんですけど、そのえち鉄が真横を走るのをぼ〜っと眺めながら美味しいご飯が食べれるカフェがあってですね。
ちりり
ディープな福井を愛する独身アラサー。
趣味・特技:ひとり食べ歩き飲み歩き
主な生息地:片町のスナック
あっと驚く福井の新発見を、一緒に楽しみましょう!
地元鉄オタの私が愛するカフェ
ここではあまり大っぴらにしてこなかったが、わたくし、実は重度の鉄オタ(ちなみに乗り鉄)で、電車に乗るためだけに乗車することがざらにある。
そんな鉄ちゃんの私から、今日はとあるお気に入りカフェの話をあなたにお届けしよう。
本当は他の人に知られたくないのだけれども、それだけ素敵なカフェなので、まあ心して聞いてほしい。
森の恵みを五感で味わう
そのカフェは「えち鉄」ことえちぜん鉄道の、大関駅のすぐ脇にある。
周りは坂井平野の田園風景が広がり、訪れたこの日は蕎麦の花が満開で、秋の香りが青空に漂っている。
カフェの名前は「森のめぐみ」。
その庭には季節の花や草木が茂り、訪れるたびに季節の変化が感じられる。
カフェに入ると素敵なマスターが出迎えてくれる。
ランチは2つあって、私が頼むのはいつも決まって「ランチプレート」だ。
季節の野菜をふんだんに使ったおかずやご飯が詰まった、可愛くて贅沢なプレート。
手作りケーキたちもたまらなくこだわりが効いていて美味しいので、ここは迷わずデザート付きをオーダーしよう。
料理に鉄道にデザートに…大満足
ログハウス調のカフェは文字通り線路に面していて、線路側は大きな窓になっている。
その窓のす〜〜〜ぐそこを、なんとえち鉄の電車がガタンゴトンと通り過ぎるのだ。
手を伸ばせば電車に手が届きそう(けど間違っても伸ばさないでね)。
なんて心洗われる風景だろうか。
線路側の外はテラスになっている。
カンカンカン…と踏切の音が聞こえたらテラスに出て、ほん目の前で電車が通り過ぎるのを楽しむこともできる。
さて、今回のランチプレートは秋の恵みたっぷりのおかずとご飯満載で、お口はもちろん体にも心にも幸せが充填された。
窓の外をゆっくりと過ぎ去る電車を眺めながら、秋の恵みを口いっぱいに噛みしめる。
手作りのこだわりデザートをショーケースから選ぶのは楽しくもあり非常に悩ましくもある。
今回選んだバナナケーキはバナナの自然な甘みと色味が美しく、コーヒーとの相性は最高だ。
地元民も旅行の方も、きっとここが好きになる
ここではとても紹介しきれないのだが、マスターの人柄がとっても素敵なのだ。
お料理へのこだわりを優しく丁寧に教えてくれて、ご飯やスイーツが更に美味しくなることは言うまでもない。
気軽に生演奏を楽しめる音楽イベントを数多く開催しているのも、このカフェにしかない素敵な持ち味だ。
このカフェに来るとまさに森の中の隠れ家にいるようだ。
鉄オタも鉄オタじゃなくても、ここに来て森のめぐみを感じてみてほしい。