【期間限定】福井の冬の風物詩!シーズンファイナル!!せいこ丼を食べつくせ!おすすめ4選
師走も残りわずか。11月の越前かに解禁から12月末まで(長くて1月初めまで)の期間限定の「せいこ丼」の美味しくて人気のお店を越前エリアを中心に4選ご紹介します!
桜子
福井でみつけた美味しいもの、きれいなもの、四季の移り変わりの楽しみなどを発信します。
好きなこと/温泉めぐり、花、和楽器の演奏/
【魚屋の喰い処 まつ田】海のアイドル!まつ田せいこ丼
最初に「まつ田せいこ丼」で有名な、「魚屋の喰い処 まつ田」の「せいこ丼」をご紹介します。2か月で最高7000杯もの売り上げのある口コミでもインスタでも大人気の「まつ田せいこ丼」(6600円税込)。お話を伺ってみると、なんと福井の「せいこ丼」の元祖ともいえる存在だったのです。
「魚屋の喰い処 まつ田」は15年くらい前に今の国道沿いのお店に移転されました。当初は蟹や魚介類の販売を中心に手がけていらっしゃいましたが、お店の特色を打ち出すために当時、まだどこのお店も出していなかったメスの越前がに「せいこ蟹」の殻付きの丼ぶりを、ご主人のまつ田さんが「まつ田せいこ丼」というユニークなネーミングで考案、小さくて剥きにくいせいこ蟹を、一匹一匹丁寧に手で剥いて、いまや2か月で最高7000杯も出るというアイドルにふさわしい人気商品となりました!!
「せいこ丼に会える~」の歌が響くなか、店内の日本海が一望できる小上がりの掘りごたつ席(32席)、カウンター席(5席)、40名収容の大広間の和テーブルの宴会場では、すでにたくさんの方が「まつ田せいこ丼」を美味しそうに召し上がっていらっしゃいます。
目の前には、波打つ越前海岸。日本海を眺めながら、せいこ丼を食すなんて最高ですね。早速、いただきます。
「目標は、見た目がかにカマに間違えられること」とご主人もおっしゃっていたように、かにの剥き身がつるっとして綺麗です!!
こんなに小さな蟹の手足から、これだけ綺麗に剥けるのは、凄い職人技ですね。二杯の蟹が入っていますが、通常の規格よりも大きなサイズのせいこ蟹を用いており、ここでも差別化を図っていらっしゃるそうです。
ジューシーで、旨味も甘みもあります。せいこ蟹の身がフリルのスカートみたい。ごはんは蟹の殻の出汁や、かつおや、昆布の出汁で炊いたごはんで旨味がしみこみ、せいこ蟹の剥き身とよく合って美味しい!!
松田さん「たくさんのお客さまに召し上がっていただいているものなので、わたしたちスタッフも、これからも、さらに美味しく召し上がっていただきたいと、強い思い入れを持って作っています。」
スタッフの情熱と愛情に支えられて長年、アイドルの座に君臨する「まつ田せいこ丼」。ぜひ召し上がってみてください!!
11月7日から1月8日まで。一日限定200食なので、予約必須ですよ。
今年は惜しくも間に合わなかった方も、来年9月1日から予約開始なので、楽しみにされてくださいね。
シーズン通しての海鮮丼や4月から10月の定置網の入る時期には、地ものの大きなアジフライも人気がありますよ。
特にお刺身のテイクアウト(予約制)は、近隣の夕食なしのお宿に泊まられた方からも大好評です。
【魚屋の喰い処 まつ田】
〒910-3553 福井市蒲生町16-7-1
電話番号 0776-89-2740
定休日 木曜日(11月~3月は無休)
営業時間 11時から16時(ラストオーダー 15時)
駐車場 あり
【亀島亭】ボリュームたっぷり!!越前海岸の冬の華の味わい
観光客だけではなく地元のかたにも愛されている名店「亀島亭」。ロケーションは越前海岸の国道沿い。日本海が目前で福井市からも1時間とアクセスも良く、近くには観光スポットもたくさんあります。蟹の早剥きで有名な「名物女将 ムキムキみっちゃん」のCMでもおなじみ福井市の旅館「白浜荘」。実は名物女将は、亀嶋亭代表の板倉さんのお母さまで、亀嶋亭は白浜荘から独立されたお店なのです。なので魚介の鮮度や豊富さ、蟹の剥き方の美しさも折り紙つきですよ。
客席はテーブルに座敷席にカウンター席。中は落ち着いた雰囲気で食事が楽しめます。広い窓からは、日本海の荒波や夕陽も楽しめる絶景スポット。地元の学生さんも気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気も魅力です。
「せいこ丼」(4800円税込)がきました。ボリューム満点!!カニ身に、ふわふわっと波しぶきのように白い山盛りのむき身に、内子と外子(卵)にミソ。口にふくむと、ほどける蟹身と、プチプチした内子と外子の食感のコントラストが絶妙に溶け込みうっとり。白いご飯は福井産コシヒカリを使っています。「せいこ丼は」来年1月はじめくらいまで。ぜひぜひ、味わってくださいね。
新メニューとして、代表の板倉さんおすすめなのが、「刺身ユッケ丼」(1600円税込)。地物のブリや鯛のお刺身を韓国料理風に味変した新感覚のメニューです。他にも、お刺身や焼きガレイのついた定食(1500円~4000円税込)や、地元産のお刺身、サザエのつぼ焼き、フライものなど、お値段も手ごろで新鮮なお魚をたっぷり楽しめます。他に注文した、その日の仕入れによってお魚が違う焼き魚定食(1400円税込)や、ジャンボエビフライ定食(1900円税込)も、大満足の美味しさでした。
豊かな越前の海で育った魚介を、リーズナブルにボリューム満点に堪能してみてください!!
【亀島亭】
〒910-3402 福井市鮎川町132-4
0776-88-2577
営業時間 11時から~15時(ラストオーダー14時半)
定休日 毎週水曜日・第4火曜日
駐車場 あり
【兄ん家】3000円以下でせいこ丼!!インスタでも大人気、コスパ良し味良し
ほぼ、3000円以内で、越前産のせいこ丼を味わえるお店が、福井市宝永の「兄ん家(あにんち)」。2023年5月にオープン。新幹線福井駅からも徒歩約15分くらいのアクセスの良さです。キッチンカー時代からお得で新鮮な海鮮丼が地元の口コミでも話題となり、中京や関西からも車やバイクで、兄ん家さんの海鮮丼を目指していらっしゃるお客さんも多いそうです。平日は朝7時半からオープンしているので、近隣のビジネスホテルに宿泊されている出張族の方にもテイクアウトもできて、美味しいちゃんとした朝ごはんが食べられるお店として人気があります。
店内はカフエ風カウンター席のみ。その日の朝に市場で仕入れた新鮮なお魚を扱っていらっしゃいます。この日のせいこ丼は時価で(2600円税込)私はテイクアウトでお願いしました。黄色いタグつきのせいこ蟹が二つ、仲良く可愛らしく寄り添っています。
看板メニューの17切も入っている「海鮮丼」(2210円税込)、「サーモン丼」(1789円税込)や、お刺身もついたカキフライ御膳(2562円税込)、とんかつ定食(1315円税込)など、手ごろなお値段でメニューが豊富にあります。
福井を中心に、北陸全般の地酒も飲めます。店主さんは海上自衛隊時代に船上でお料理を担当していらっしゃったというご経験と腕前。お話も面白く、居心地良いお店ですよ。
【兄ん家】
福井市宝永4-22-19
090-8091-0343
営業時間 7時半~9時(平日のみ)
11時半~13時半
17時30分~21時
定休日 水曜日(不定休あり)
駐車場 あり(3台)
【くるくる寿司 ほがらか亭】ご当地グルメ回転寿司で「せいこ蟹」を味わう!口コミで大人気
地元の福井産を中心に、にぎりや軍艦、巻物はもとより、居酒屋さんのような一品料理や蕎麦やうどん、揚げ物や洋食、そしてデザートまであらゆるジャンルを網羅している国道8号線沿いの人気店の回転寿司「くるくる寿司 ほがらか亭」。
スタッフの前川さんいわく「SNS宣伝はしていないのですが、口コミで広がり、県外からのお客さまが6割以上占めています」とのこと。
回転寿司のスケールをはるかに超えて、こんなお店があったらいいなあを体現している夢のようなお店です。ネタも分厚く大きく、お皿からはみ出すほど。福井の地物や近海の国産のネタにこだわってのこのボリューム、なかなか普通の回転寿司では食べられません。
早速、セイコの身出し(一皿1900円税込)と、セイコ軍艦(一皿600円税込)と、セイコのチラシ(1980円税込)をいただきました!!時価ではなく通常このお値段で、全商品のテイクアウトも可能なのも嬉しいですね。セイコの身出しは、一番美味しい甲羅の中の、たっぷりの内子や外子が存分に味わえます。身のほうもフレッシュで、冬の冷たい日本海にあらわれた蟹の瑞々しさと甘みが口いっぱいに広がりますよ。
お米も大野産のコシヒカリ、福井の銘柄のいちほまれを使っています。キッズが遊べる休憩コーナーもあるので、小さなお子さん連れにも優しいお店です。
【くるくる寿司 ほがらか亭】
福井市成和1丁目1009-1
0776-27-2606
営業時間 11時から21時(20時ラストオーダー)
定休日 水(月一度連休あり)
駐車場 あり