福井駅前「ホテルフジタ福井」の朝食が「ふくい」すぎた件
すごいぞ!ここの朝ご飯。ローカル民もびっくり、福井のあんなものやこんなものが集結してるぞ。。。
ちりり
ディープな福井を愛する独身アラサー。
趣味・特技:ひとり食べ歩き飲み歩き
主な生息地:片町のスナック
あっと驚く福井の新発見を、一緒に楽しみましょう!
福井の全てを食べたいあなたに贈る名案
福井に知り合いが来ると、あ〜福井のあれもこれも食べさせたい、けど日数は限られてるし、どうしたらいいんだ〜!という悩みにこれまでいつも苛まれてきた。
しかし、今回ついに私は見つけてしまった、とっておきの解決策を。
「ホテルフジタ福井」に朝食付きのプランで泊まる、これで決まりだ。
「ホテルフジタ福井」を地元民なりに解説してみる
地方に旅行に行くと、迷うのは宿泊先だろう。
温泉旅館に泊まるならそれでいい。食事付きのプランを選べば、だいたい地元のものが出てくる。
しかし、タウンに泊まりたい、一人旅で旅館は憚られる、そんな場合に候補に上がってくるのが「駅近のホテル」だと思う。
「ホテルフジタ福井」は福井の人なら大体知っている、福井きっての老舗シティホテルだ。
福井駅から歩いて10分くらい、隣には中央公園という、かつての福井城のお掘に面した公園があり、また反対隣には福井の繁華街「片町」があって、夜中まで飲んでへべれけになってもすぐに歩いてお部屋に帰れる。
この日は友人が東京から遊びに来ており、片町でナイトフィーバーすることが決まっていた。
「ホテルフジタ福井」を予約していた友人と筆者は、スナックで心ゆくまで喋って飲んで熱唱し、「ホテルフジタ福井」のふかふかベッドで眠りについた。
飲んだあとに、あまり歩かずにベッドまで帰れる、これ以上の幸せはない。
福井堪能、空中庭園朝ごはん
そして朝。
正直、起きたくなかった。だって昨日なんやかんやで寝たの3時半とかだし、おふとん快適だし、二日酔いで食欲ないし。
しかし、朝食をスキップするのは自分のプライドが許さない。
なんとか気合で自分を叩き起こし、朝食会場へと向かった。
そして驚いた。
大きな窓に面した広く開放的な朝食会場は5階にあるにもかかわらず、美しい日本庭園に面している。これぞ空中庭園だ。
高いところで日本庭園を眺めながら美味しい朝ご飯を食べられる、そんな場所がここ福井にあったなんて。
さっきまでの眠気もぶっ飛び、意気揚々とビュッフェへGO。
そこでさらに驚きの光景を目にすることになる。
ビュッフェが福井の地のもんで溢れているのだ。
ひとつひとつに手書きのポップが付いていて、ホテルの従業員さんの愛を感じる。
福井名物おろしそばに、ソースカツ、この時期食べたいカニ雑炊、県民大好き厚揚げ、永平寺のごま豆腐、ニッチなところでは郷土料理のたくあんの煮たのや麩の辛子和え・・・。
ごはんの付け合わせにしたって、若狭の梅干し、県民が愛するはまなみそ、言わずもがな鯖のへしこなど、何杯ごはんをよそったって足りない。胃袋が4つほしいくらいだ。
お楽しみ、ローストビーフ丼
そしてお楽しみが、シェフが目の前で盛り付けてくれるローストビーフ丼。
白ご飯を好きなだけよそってシェフに渡すと、目の前でキラキラうるうるのローストビーフをスライスして、ホカホカ白ご飯の上にのせてくれる。
もう二日酔いなんてどこかに置いてきたよ。私はいただく、ここにあるすべての福井の恵みを。
至福の福井の朝ごはん
福井県民だけれども、ここの朝食には感動してしまった。
福井に来たお客さんに福井のことを知ってほしい、福井の美味しいを味わってほしいという気概がムンムンに感じられる。
みなさんも福井に泊まりに来る際には、「ホテルフジタ福井」の朝食で体も心も満たされて、福井旅に繰り出してほしい。