地元有志が開催する「WAKAFES 2023」の魅力【10/8日開催】目的はただ一つ、子ども達を笑顔にしたい!
若狭町で10月に開催される、食、体験、花火とレーザー光線が魅力のイベントをご紹介します。
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若狭町で開催されるイベント「WAKAFES」
福井県若狭町では、「WAKAFES」というイベントが毎年10月初旬に開催されています。三方五湖添いの縄文ロマンパークを会場に、露天、ステージイベント、自然体験、花火とレーザー光線のショーなど盛りだくさんの内容です。2023年10月8日の日曜日に開催予定の「WAKAFES2023」の魅力をご紹介します。
開催2年目でコロナ禍に!それでも開催を継続
このイベントは、若狭町では最大のイベントですが、全て地元有志の実行委員会によって企画実施されています。実行委員会のメンバーは、立場はそれぞれですが、子育て世代が多いこともあってか、イベントに来る子ども達を笑顔にしたい!という目的のもと、日夜会議を重ねているそうです。
初開催となった2019年の翌年からコロナ禍となり、開催が危ぶまれたそうですが、次々と周辺のイベントが中止になっていく中で、子ども達が笑顔になる場面を作ろうと、現在まで毎年開催されています。特にコロナ禍に来場した子ども達が楽しそうに過ごしている姿を見て、このイベントを開催する意義を強く実感じた実行委員会メンバーも多く、モチベーションに繋がっているそうです。
充実のフードブース!地域ならではの出店も
イベントを開催するごとに出店数は増え続け、地域の飲食店やキッチンカーの出店数が今年は30事業者を超えるとか。飲食以外にも、昨年若狭町にオープンした「BRIDAL LAND WAKASA」や、三方五湖の自然再生を伝えるコーナーもあります。
ローカルな面白さのステージイベント!
「縄文コロセウム」と呼ばれる川沿いの屋外ステージでは、地元のバンドやダンスサークル、高校生やプロの演奏、ご当地ヒーローの「五湖レンジャー」のショーも開催されます。五湖レンジャーは活動の歴史が長く、地元の子ども達に大人気!握手や撮影会も大盛り上がり。
丸木舟タイムアタック!
会場周辺では約13,000年前の縄文人の遺跡が発掘されており、貝塚や丸太をくり抜いた丸木舟が多数見つかっています。イベント会場である縄文ロマンパークの名前の由来になっており、今年は丸木船を使った競争が計画されているとのことで、縄文人や好きなアニメなどのコスプレでの参加も大歓迎とか。入賞者には特産品の景品も準備中とのことです。
SDGsの取り組み
また、若フェス実行委員会は福井県のSDGsパートナーに認定されていて、これまでに古布を使ったガーランドの制作、三方五湖に優しい農法で作られた米の利用、福井県の間伐材を使用した割箸を会場で使用するなど、環境保全活動にも積極的に取り組んできたそうです。そして今年は新たな試みとして、19歳以上のイベント来場者から清掃協力金を頂く取り組みが始まります。
博物館の入館も無料に!
会場の縄文ロマンパークには、福井県年縞博物館と若狭三方縄文博物館という2つの博物館があります。このイベントでは、両博物館が全面協力体制となり、なんと入館無料!これを機会に博物館めぐりも良いかもしれません。
終わりに
イベント当日は、若狭町役場周辺の臨時駐車場からのシャトルバスのみ会場入りできるとのことで、縄文ロマンパークの駐車場は使えないのでご注意ください。
10月の若狭町は過ごしやすい気温で気候も安定していることから、三方五湖や周辺を観光しながらイベントを訪れてみてはいかがでしょうか。